新規事業の立ち上げでおすすめの研修6選|研修で身に付く8つの力とは?

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- 新規事業
- 2025年9月29日
新規事業の立ち上げで研修を検討している方は、以下のような不安やお悩みを抱えているのではないでしょうか?
「新規事業に慣れておらず、具体的な進め方がわからないので誰かに教わりたい」
「新規事業立ち上げの研修を検討しているが、どんな研修があるかわからない」
筆者の現場感覚としては、新規事業の研修には「失敗を恐れず、次の一手を確実に打てる力を社員に育てたい」というニーズがあると強く感じています。
目まぐるしく変化し続けているビジネス環境で生き残るためには、既存事業だけに安住するのは大きなリスクとなります。とはいえ、新規事業の立ち上げをしようにも、新規事業立ち上げのスキルがなく苦戦する企業が多いです。経済産業省の調査では、新規事業の約80~90%が失敗しているといわれています。
新規事業は「成功への一直線の道」ではなく、「失敗と学びの積み重ね」であると言えます。
このことから、新規事業の立ち上げ研修は、単なる座学でスキルを習得するだけではなく、予測不能な「失敗」を糧に変え、個人と組織の「新規事業体質」を強化する『伴走型実践プログラム』であるべきだと考えています。
筆者は「株式会社Pro-D-use」という新規事業の立ち上げに強い経営コンサルティング会社を経営しており、これまで多くの新規事業の立ち上げ研修を支援してきました。

本記事では、そんな新規事業の立ち上げ支援を得意とする筆者が、「おすすめの新規事業研修」や「研修で養われる要素」など、以下の内容を丁寧に解説します。
◆本記事で解説していること
- 新規事業の立ち上げにおすすめの研修6選
- 新規事業立ち上げ研修の形態
- 「実践型」新規事業の立ち上げ研修で身に付く8つの力
- 新規事業立ち上げ研修の主な内容
- 新規事業立ち上げ研修を受けるメリット・デメリット
◆本記事で実現できること
- 自社に合う新規事業立ち上げの研修を選びやすくなる
- 「実践型」研修で養われる要素がわかる
「新規事業の立ち上げをなんとしても成功させたい」とお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
以下記事では、「新規事業立ち上げのプロセスやフレームワーク、成功事例」について解説しています。新規事業の立ち上げプロセスを知りたい方は、合わせてご覧ください。
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新規事業は「なんとなく」で進めると、必ず失敗します。上手くいく新規事業には一定のパターンがあり、それを知らずに新規事業を始めてはいけません。
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目次
新規事業立ち上げにおすすめの研修6選
まずは、新規事業の立ち上げについて網羅的に学べる研修を6つ厳選してご紹介します。
比較表は以下の6つのポイントをもとに作成していますので、自社に合う研修を見つける参考にしてください。
◆新規事業立ち上げにおすすめの研修6つの比較ポイント
- 口コミ・評判
- 研修の対象者
- 研修期間
- 費用
- 主な研修内容
- 研修スタイル
◆新規事業立ち上げにおすすめの研修【6選】
※比較表は、横にスライドできます >>
主催者 | 株式会社Pro-D-use | 株式会社インソース | SMBCコンサルティング株式会社 | JMA一般社団法人日本能率協会 | 日経メディアプロモーション株式会社 | 株式会社シナプス |
研修名 | ![]() | ![]() 「4日間で作る新規事業計画の立て方研修(4日間)」 | ![]() 「新事業の創り方~ビジネスモデル設計と事業計画書の作成~」 | ![]() 「新事業開発実践力養成コース」 | ![]() 「新規事業の立ち上げ方集中講座 基礎編」 | ![]() 「新規事業開発ワークショップ」 |
おすすめ度 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
口コミ・評判 | Googleマップより | Googleマップより | Googleマップより | Googleマップより | Googleマップより | 公式サイトより |
研修の対象者 | ・新規事業担当者、新規事業立ち上げのノウハウがない方 ・研修だけでなく、事業の推進も実現させたい方 | ・新製品、サービスの企画や開発に携わる方 ・新規事業の企画に関わる方 ・マーケティング部門に所属する方 | ・経営企画、商品開発、営業企画等、各事業部門の企画担当者 | ・新事業、新商品の関連部署に所属の方々 ・ビジネス知識として、新事業、新商品企画開発の基礎を知っておきたい方々 | ・新規事業を立ち上げたいがノウハウがない方 | ・新規事業開発のスキルとリーダーシップを持つ人材育成を求めている企業 ・論理的な新規事業開発のノウハウを知りたい方 |
研修期間 | 1年間~(3か月のお試し期間あり) | 4日間 | 1日 | 3日間または2日間 | 6か月間 | 6か月程度 |
費用 | 月額150,000円~ | 要問合せ | 税込44,000円(SMBC経営懇話会非会員の場合) | 税込178,200円(3日間の場合) | 5ID、6か月で税込165,000円~(1ID追加ごとに33,000円) | 要問合せ |
主な研修内容 | 新規事業の戦略策定、開発、プロジェクト管理、リーダー候補の育成 | 新規事業の考え方、企画書作成方法、プレゼンテーションのやり方 | ビジネスモデルの設計、事業計画書の書き方 | 新規事業開発から実践までの一連の流れ、ビジネスプランの基本 | 事業開発の基礎的理論、知識、起こりがちな失敗と対処法 | マーケティングやニーズ分析、戦略構築、事業計画の立て方 |
研修スタイル | 実践型 | 講師派遣型 | 来場型 | 来場型 | オンライン型 | 講師派遣型、オンライン型 |
公式HP | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
以下で、それぞれの研修の特徴や内容について詳しく解説します。
おすすめ1. 株式会社Pro-D-use

株式会社Pro-D-Useの伴走型支援は、実際に新規事業を開発しながらセットで研修が受けられるのが最大の特徴です。
併走型のコンサルティングに入りながら、新規事業立ち上げ時の研修も実施しているため、「研修を受けたが現場での実務に活かせなかった」という事態を防ぎ、現場に根付く内容を習得できます。
Pro-D-useは、現場に入り込み経営者の右腕として事業を牽引する「カスタムメイド」のコンサルティングが強みです。企業の組織文化や課題に合わせて支援するため、現場が本当に求めている研修が受けられます。
また、Pro-D-useでは人材育成コンサルティングとして、研修以外にも以下のような幅広い内容の支援が可能です。
◆Pro-D-useで支援している内容
- 経営戦略〜計画 策定/実務の代行
- 育成戦略〜育成 実務の代行
- 採用戦略〜採用 実務の代行
- 評価制度の設計~評価実務の代行
- OJTやOFF-JTの設計~実務の代行
- カスタマイズ研修の設計/実施
- 従業員マネジメントの戦略~代行
研修だけでなく、事業の推進も実現したい方におすすめの会社となっています。
会社HP:https://pro-d-use.jp/
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おすすめ2. 株式会社インソース「4日間で作る新規事業計画の立て方研修(4日間)」

株式会社インソースの「4日間で作る新規事業計画の立て方研修(4日間)」は、講師派遣型で、新規事業のアイデア発想方法からデータ分析のテクニック、企画書の作り方まで、新規事業立ち上げの一連の流れを学べるのが特徴の研修です。
受動的な講義だけでなく、データ分析や企画書作成などのワークに取り組む参加型の講義内容が多く、参加者の自主性を高められます。また、最終日にはグループ内でプレゼンテーションを行います。
手を動かしながら能動的に学びたい方や、新規事業の考え方から企画の具体的な作り方まで網羅して学びたい方におすすめの研修です。
株式会社インソースでは、マーケティングやDX推進、ブランディングなど、ビジネスにまつわる様々な研修も提供しています。受講スタイルは講師派遣型に加え、公開型やオンライン型も提供しているため、会社の規模や立地に合うものを選べます。
会社HP:https://www.insource.co.jp/index.html
おすすめ3. SMBCコンサルティング株式会社「新事業の創り方~ビジネスモデル設計と事業計画書の作成~」

SMBCコンサルティング株式会社の「新事業の創り方~ビジネスモデル設計と事業計画書の作成~」は、ビジネスモデルの設計や事業計画書の作り方を習得できる来場型の研修です。
研修期間は1日で、ビジネスモデル・キャンバス(BMC)というフレームワークと事業計画書の作成方法を学びます。
ビジネスモデル・キャンバス(BMC)とは、1枚の紙で事業構想を可視化するフレームワークです。新規事業のアイデア検討や既存事業の見直しで広く使われています。
研修は経営企画や商品開発の担当者を対象としているため、1日で新規事業立ち上げの基礎を学びたい方はもちろん、新規事業創造の最新動向やトレンドを知りたいという方にもおすすめです。
会社HP:https://www.smbcc-education.jp/index.html
おすすめ4. JMA マネジメントスクール「新事業開発実践力養成コース」

一般社団法人日本能率協会(JMA)の「新事業開発実践力養成コース」は、プラン構築からスタートアップまでを見据えて、実践的に新事業を開発するスキルが養える来場型の研修です。
受動型の講義だけでなく、多数の演習を通して「市場調査・ビジネスモデル設計」「収益計画」「リスク分析」「社外連携」「マーケティング戦略」など、新事業立ち上げの各プロセスを実践的に学べます。
また、参加者同士の情報交換やグループワークなど、実務に近いトレーニングが含まれているのも魅力です。
研修の対象者は、新規事業・新商品関連部署に所属している方、新規事業の立ち上げに携わる予定の方などとなっています。
そのため、「新規事業の立ち上げを任されたが、何から始めたらいいかわからない」「計画を形にするノウハウが不足している」「手法・観点を体系的に学びたい」と感じている方におすすめです。
会社HP:https://school.jma.or.jp/
おすすめ5. 日経ビジネス課長塾オンデマンド「新規事業の立ち上げ方集中講座 基礎編」

「新規事業の立ち上げ方集中講座 基礎編」は、株式会社日経BPの法人向け動画型eラーニングサービス”日経ビジネス課長塾オンデマンド”で提供されている研修です。
カリキュラムは全7日間となっており、5日間で新規事業立ち上げに必要な基礎的な理論と知識を学び、最後の2日間で他社の事例や新規事業で起こりがちな失敗について学びます。
カリキュラムの詳細は、次のとおりです。
◆「新規事業の立ち上げ方集中講座 基礎編」のカリキュラム詳細
1日目 | 理論編①新規事業開発の大枠を理解する |
2日目 | 理論編②調査を通じてアイデアに「理論武装」させる |
3日目 | 理論編③企画書に落とし込む |
4日目 | 理論編④本当に価値のあるアイデアを(全編) |
5日目 | 理論編⑤本当に価値のあるアイデアを(後編) |
6日目 | 事例に学ぶ① |
7日目 | 事例に学ぶ② |
1つの動画は30分程度で構成されており、スキマ時間で学習できる点がメリットです。また、契約期間の6カ月間は繰り返し視聴できるため、見逃した動画の再視聴や復習などにも活用できます。
「新規事業を立ち上げのノウハウがなく、時間的リソースもないため短時間で学びたい方」や「まずは新規事業の立ち上げメンバーで共通認識を持ちたいと考えている方」におすすめの研修です。
ただし、この講座は法人向け商品のため、1社5名以上から申し込み可能である点にご注意ください。
会社HP:https://info.nikkeibp.co.jp/nb/kod/
おすすめ6. 株式会社シナプス「新規事業開発ワークショップ」

株式会社シナプスの「新規事業開発ワークショップ」は、新規事業開発の基本を習得し、プロジェクトの中核を担える人材を育成することを目的とした研修です。
現実の事業課題をテーマとし、受講メンバーでプロジェクトチームを組成。そこにシナプスのコンサルタントがアドバイザーとして付き、6か月ほどかけて新規事業の抽出からビジネスモデル設計、事業計画の立て方をレクチャーします。
経験豊富なコンサルタントのアドバイスを受けられるほか、長期間を通して実際に新規事業を開発するプロセスをリアルに体験できる点が魅力です。
また、研修プログラムをカスタマイズできる点も魅力です。会社の課題に応じて最適なプログラムを提案してもらえるため、より実務に近い研修が受けられるでしょう。
新規事業立ち上げチーム全体のスキルアップ、共通認識の構築を目指す際におすすめの研修です。
会社HP:https://cyber-synapse.com/
新規事業立ち上げ研修とは、新規事業の開発プロセスを体感できるもので、「実践型」の研修がおすすめ
新規事業立ち上げ研修とは、新規事業開発のプロセス、データの分析方法や開発フレームワークを学ぶものです。「新規事業開発研修」「新規事業開発セミナー」などとも呼ばれますが、呼び方が異なっていても、新規事業の立ち上げについて学ぶ点は変わりません。
新規事業立ち上げ研修にはいくつか形態があり、内容もさまざまです。以下で研修の形態について詳しく見ていきましょう。
新規事業立ち上げ研修の4つの形態
新規事業立ち上げ研修の形態は、主に以下の4つに分けられます。
◆新規事業立ち上げ研修「4つの形態」
- 形態1. オンライン型
- 形態2. 来場型
- 形態3. 講師派遣型
- 形態4. 実践型
この中でも、特におすすめなのは「実践型」の新規事業の立ち上げ研修です。
◆形態1. オンライン型
オンライン型は、eラーニングやYouTube配信、ウェビナー形式の研修を指します。インターネット環境があれば利用できる点がメリットです。アーカイブがある場合は、見直して復習できるという利点もあります。
◆形態2. 来場型
来場型は、決められた日時に開催場所へ足を運ぶ研修です。月に1日、続けて数日間など、研修のために開催場所へ赴く労力はかかりますが、異業種の参加者と交流したり講師に直接質問をしたりできるメリットがあります。
◆形態3. 講師派遣型
社内で複数人に向けて新規事業立ち上げ研修をしたい場合は、講師派遣型が良いでしょう。同じ研修を受けることで、プロジェクトのメンバー間で共通認識を持たせられます。
◆形態4. 実践型
実践型は、伴走型コンサルタントが付き、新規事業の立ち上げを推進しながら実践の中で研修を進めるスタイルです。経験豊富なコンサルタントからアドバイスが得られるほか、より実践に近い形で新規事業の立ち上げを経験できます。
次からは、筆者が1番おすすめする「実践型の研修で身に付く8つの力」について詳しく解説していきます。
「実践型」新規事業の立ち上げ研修で身に付く8つの力
新規事業立ち上げ研修の形態はさまざまですが、ここでは一例として実践型の新規事業立ち上げ研修で身に付く8つの力を紹介します。
◆「実践型」新規事業立ち上げ研修で身に付く8つの力
- 身に付く力1. 「当事者意識」と「修羅場力」
- 身に付く力2. 変化への柔軟な思考と行動力
- 身に付く力3. モチベーション維持力とリーダーシップ
- 身に付く力4. 情報収集力と市場分析力
- 身に付く力5. ビジネスモデル構築力
- 身に付く力6. プロジェクト管理力
- 身に付く力7. コミュニケーション力&プレゼンテーション力
- 身に付く力8. 社内ベンチャー制度とリーダー発掘
以下で、それぞれの身に付く力を詳しく解説します。
身に付く力1. 「当事者意識」と「修羅場力」
「実践型」の新規事業立ち上げ研修で養われる要素の一つ目は、当事者意識と「修羅場力」です。
新規事業立ち上げメンバーは、「上から言われたことを、そのままやる」のではなく、自ら考えて事業にのめりこむ本気度、すなわち当事者意識を持つことが不可欠です。当事者意識を養うには、メンバーの積極性を高めたり、マインドを変化させたりする必要があります。
そのためには、座学中心ではない実践型の新規事業研修が最も効果的です。
実際の新規事業に取り組む「実践型の新規事業研修」を行うことで、スキルだけでなく「修羅場力」と呼ばれるマインドが鍛えられます。「修羅場力」は、新規事業で壁にぶつかった時や、後にコンサルタントなしで事業を拡張していく時に必ず役立つでしょう。
実際、筆者が支援する中でも、実践型の新規事業研修を経験したメンバーの上司から「明らかに研修前後で積極性やマインドが違い、同じ人とは思えない」といったコメントをよくもらいます。
身に付く力2. 変化への柔軟な思考と行動力
実践型の新規事業立ち上げ研修では、柔軟な思考と行動力も養えます。
急激な市場環境の変化に素早く対応するためには、固定観念にとらわれない柔軟性が成功の鍵です。また、既存の事業やこれまでの経験を応用し、フレキシブルに問題を解決する応用力も重要となります。
実際の新規事業立ち上げを想定した研修を行うことで、変化への耐性が増すだけでなく、行動力や決断力も養われるでしょう。
身に付く力3. モチベーション維持力とリーダーシップ
モチベーション維持の方法やリーダーシップも、実践型の新規事業立ち上げ研修で養える要素の一つです。
新規事業はすぐに軌道に乗るとは限らず(むしろ稀)、成果が出るまでに時間がかかります。そのため、リーダーも各メンバーも、成果が出るまで自ら士気を高めて新規事業に向き合うことが必要です。
実践型の研修はこうした事態も想定しながら行うため、強制的にモチベーションやリーダーシップが養われ、実際の新規事業立ち上げ時に役立つ力が身につくでしょう。
身に付く力4. 情報収集力と市場分析力:データドリブン
実践型の新規事業立ち上げ研修では、新規事業で必要不可欠なデータドリブン(市場のトレンドや競合他社の動向、顧客のニーズを深く理解しデータを収集・分析するスキル)も養えます。
感覚や経験だけに頼らず、客観的なデータをもとに意思決定し行動することで、新規事業が成功しやすくなるでしょう。
また、データだけでなく顧客の声を直接聞く実践型の研修を導入すれば、より精度の高い新規事業を推進できるスキルも身につきます。
身に付く力5. ビジネスモデル構築力
ビジネスの収益モデルを構築するためには、市場分析や顧客ニーズの把握が不可欠です。実践型の新規事業研修では、このビジネスモデル構築力も身に付きます。
実践型の新規事業研修では、実際に手を動かしながら新規事業の開発に取り組むため、単なる座学では得られない「試行錯誤を重ねて収益モデルを設計する感覚」を肌感覚で学べます。
身に付く力6. プロジェクト管理力:少人数・権限委譲・迅速な意思決定
新規事業の立ち上げでは、複数のタスクを同時並行で進めるため、目標設定、タスクの優先順位付け、進捗モニタリングなどを効率的に行うプロジェクト管理力が必要です。
実践型の研修では、よりリアルな新規事業の立ち上げ経験ができ、プロジェクト管理のスキルが自然と養われます。
プロジェクトの関係者が多すぎると意思決定が遅れるため、少人数で立ち上げ、権限を委譲することで、スピード重視で進めることを体感できるでしょう。
身に付く力7. コミュニケーション力&プレゼンテーション力:社内外を巻き込む求心力
実践型の新規事業立ち上げ研修では、コミュニケーション力やプレゼンテーション力も養えます。
新規事業を成功させるには、社内外のステークホルダーとの協力が不可欠です。また、自社の製品やサービスの魅力を適切に伝え、同意や共感を得るためには、プレゼンテーション力も必要となります。
実際に新規事業を作っていく実践型の研修であれば、嫌でも社内外の関係者とやり取りをする必要が出てくるため、強制的に関係構築に役立つコミュニケーション力やプレゼン力が鍛えられるでしょう。
身に付く力8. 社内ベンチャー制度とリーダー発掘
実践型の新規事業立ち上げ研修は、参加メンバーのスキルアップだけでなく、変革のリーダーを発掘し、養成することにもつながります。
特に、実践型の新規事業研修を通じて鍛えられた人は、座学のみの研修を受けた人に比べて、その後逞しく事業を引っ張るリーダーになる可能性が非常に高くなります。
新規事業の立ち上げに向けて、これら8つの要素が備わった人材を育てたい場合は、実践型の研修を積極的に検討しましょう。
\新規事業立ち上げ「実践型」研修なら/
新規事業は「なんとなく」で進めると、必ず失敗します。上手くいく新規事業には一定のパターンがあり、それを知らずに新規事業を始めてはいけません。
弊社「(株)Pro-D-use(プロディーユース)」は、“伴走型の新規事業支援” を得意とするコンサルティング会社です。これまで300件以上の新規事業の相談を受け「売上10.38倍」「営業利益大赤字→営利23%の黒字化」など、多くの実績をあげてきました。
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新規事業立ち上げ研修の6つの内容
開催方法や対象者によって若干の違いはあるものの、新規事業の立ち上げ研修は、主に以下の6つの内容で構成されています。
◆新規事業立ち上げ研修の6つの内容
- 内容1. 市場・競合調査の手段
- 内容2. 分析フレームワーク
- 内容3. 事業開発フレームワーク
- 内容4. 企画書の作り方
- 内容5. プレゼンのやり方
- 内容6. グループワーク
多くの研修に組み込まれているこれらの内容について、詳しく解説します。
内容1. 市場・競合調査の手段
新規事業の立ち上げには、市場・競合調査が欠かせません。多くの新規事業立ち上げ研修では、市場・競合調査の必要性やどのように調査をすれば良いかを学びます。
市場調査は、アンケートやインタビュー、イベントでの観察調査など自社で行う一次調査と、業界団体や調査会社のレポート、政府の統計を活用する二次調査に分けられます。これらの調査を通じて、どの分野にどのようなニーズがあるのかを把握することが可能です。
競合調査では、競合企業のサービス内容や料金体系、強み・弱みなどを把握することで、競合との差別化ポイントを見つけます。
内容2. 分析フレームワーク
市場・競合調査によって集めたデータを分析し、事業の方向性を決めるためのフレームワークを学びます。
新規事業の立ち上げに役立つ主な「分析フレームワーク」は、次のとおりです。
◆新規事業の立ち上げに役立つ「分析フレームワーク」
分析フレームワーク | 内容 |
SWOT分析 | S(強み)・W(弱み)・O(機会)・T(技術)の4つの要素から経営課題を分析する |
PEST分析 | P(政治)・E(経済)・S(社会)・T(技術)の4つの要素から、自社を取り巻く外部環境を分析する |
3C分析 | Customer(市場・顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)の関係を把握する |
それぞれのフレームワークの目的や具体的な分析方法を学ぶことで、根拠に基づく戦略の立案ができるようになります。
内容3. 事業開発フレームワーク
自社で考えている新規事業のアイデアを、より具体的にしていくための発想方法や開発手法を学びます。
事業開発フレームワークの代表例は、次のとおりです。
◆新規事業の立ち上げに役立つ「事業開発フレームワーク」
事業開発フレームワーク | 内容 |
ビジネスモデルキャンバス(BMC) | ビジネスモデルを9要素に分解し、1枚の図にまとめて見える化する |
アンゾフの成長マトリクス | 市場(既存/新規)と製品(既存/新規)の掛け合わせで事業成長の方向性を整理する |
どのフレームワークを学ぶかは各研修で異なるため、公式サイト等から研修で扱われるフレームワークを調べておくと、自社に適した研修を選択しやすくなるでしょう。
内容4. 事業計画書の作成方法
多くの新規事業研修では、事業計画書の作成方法も内容に含まれます。分析内容・アイデアをもとに、事業コンセプトや市場環境、収益モデル、実行スケジュールなどのまとめ方を学びます。
新しく新規事業の立ち上げメンバーに選ばれた方や経験が浅い方は、事業計画書に書くべき項目など基本を押さえた研修がおすすめです。
新規事業の企画を通すため、社内外の関係者を巻き込むためにより説得力のある事業計画書を作りたいという方は、事業計画書作成のコツや作り込みに重点を置く研修を選びましょう。
内容5. プレゼンテーションのやり方
新規事業の立ち上げは事業計画書を作成して終わりではなく、作成後は上司や経営層にプレゼンテーションをする必要があります。また、社内だけでなく外部の関係者へプレゼンテーションをする機会もあるかもしれません。
そのため、新規事業の立ち上げ研修ではプレゼンテーションの基本や話し方のコツを学び、実践的な練習を通して相手の心を動かすプレゼン力を学びます。
内容6. グループワーク
来場型、講師派遣型の新規事業立ち上げ研修では、グループワークを取り入れています。
グループワークの内容は研修によってさまざまですが、主な内容は次のとおりです。
◆グループワークの主な内容
- ひとつの課題について参加者同士でディスカッションする
- フレームワークの実践をグループで行う
- グループ内で企画を発表する など
グループワークに取り組むことで、チームワークやリーダーシップ、意思決定力などのスキルが養われます。また、新規事業の立ち上げで重要となるコミュニケーション力の向上にもつながります。
新規事業立ち上げ研修の一般的な日数
新規事業立ち上げ研修の研修期間は、1時間程度から数か月間までさまざまです。
◆新規事業立ち上げ研修の研修期間
研修期間 | 特徴・内容 |
1時間程度 | ・「新規事業にまつわる新しい制度について」など、ポイントが絞られている |
1日 | ・新規事業立ち上げの特定のテーマについて深く学ぶ・ある程度知識のある人を対象としている |
連続して数日間 | ・3~4日程度で新規事業の立ち上げ方を網羅的に学ぶ・新規事業の立ち上げ経験が少なく、必要な知識を体系的に学びたい人向け |
月に1回を数か月間 | ・定期的に研修や課題のフィードバックを受けながら、新規事業立ち上げに必要なスキルを身につける |
上記のように研修期間には開きがあるため、自社の新規事業立ち上げチームの時間的リソースも含めて比較検討しましょう。
新規事業立ち上げの研修を受ける6つのメリット
新規事業立ち上げの研修を受けるメリットは、以下の6つです。
◆新規事業立ち上げの研修を受けるメリット
- メリット1. 「失敗耐性」が養われる
- メリット2. リーダー候補を育成できる
- メリット3. フレームワークを学ぶことで分析手法の理解が深まる
- メリット4. 新規事業立ち上げの内製化が図れる
- メリット5. 外部の視点が得られる
- メリット6. 社内での共通言語が得られる
どのようなメリットがあるのか、以下で詳しく確認していきましょう。
メリット1. 「失敗耐性」が養われる
新規事業の立ち上げ研修を受けることで、新規事業に失敗した際の「失敗耐性」がつきます。
パンデミックやDXの急速な進展などにより、ビジネスのあり方や社会そのものが変化を余儀なくされています。このような時代において、既存事業に安住することは大きなリスクであり、新たな事業への挑戦が不可欠ですが、新規事業はその約80〜90%が失敗しているのが現実です。
新規事業の失敗は、以下のように複数の原因が絡み合って起こります。
◆新規事業が失敗する8つの原因
- 原因1. 当事者意識の不足
- 原因2. 関係者の多さ
- 原因3. 事前準備不足
- 原因4. 専門人材の不足
- 原因5. 資金不足
- 原因6. モチベーションの維持困難
- 原因7. 撤退ラインの不明確さ
- 原因8. 過度な自社への思い込み など
実践的な新規事業の研修をすることで、事前にこれらの失敗を体験できるため、新規事業が失敗したとしても冷静に対処し、再び挑戦できる力が身につくでしょう。
メリット2. リーダー候補を育成できる
社内でリーダーシップを発揮できる人材の育成につながるのも、新規事業立ち上げの研修を受けるメリットです。
研修による実践は、「考える」「決める」「実行する」という新規事業開発に必要な全てのスキルを鍛える良い機会となります。研修は少人数のチームで行われることが多いため、一人ひとりがこれらのスキルを身につける必要があり、リーダー候補としての自覚が芽生えやすくなるでしょう。
メリット3. フレームワークを学ぶことで分析手法の理解が深まる
新規事業開発に使うフレームワークを学べることも、新規事業立ち上げの研修を受けるメリットの一つです。
フレームワークを学ぶことで、データ分析や新規事業開発の発想、構築がしやすくなります。なんとなくで新規事業を立ち上げると失敗しますが、フレームワークを活用して具体的なプランを策定することで、新規事業の成功率が高まるでしょう。
新規事業立ち上げの研修で学ぶフレームワークの一例は、以下のとおりです。
◆新規事業立ち上げの研修で学ぶフレームワークの一例
- SWOT分析
- PEST分析
- 3C分析
- ビジネスモデルキャンバス(BMC)
- アンゾフの成長マトリクス
以下記事では、「新規事業立ち上げで使うべきフレームワーク」を解説していますので、ぜひご覧ください。
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メリット4. 新規事業立ち上げの内製化が図れる
研修を受けることで、新規事業の立ち上げスキルを持つ人材を育成でき、内製化が図れます。
ただし、新規事業の立ち上げは、中長期的プロジェクトがほとんどであるため、立ち上げ経験がない場合や人材不足の場合は時間がかかると心得ておくべきです。
社内の人材育成をしながら新規事業も推し進めたいのであれば、自社だけで新規事業を立ち上げるのではなく、経験豊富な外部の人材に参画してもらう方法も検討しましょう。
なお、以下記事では「新規事業の立ち上げメンバーの選び方」や「新規事業に向いている人・向いていない人の見分け方」を解説しています。新規事業プロジェクトのメンバー選出にお悩みの方は、ぜひご覧ください。
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「会社に新しい事業を根付かせたい。ウチの新規事業、どんな人が向いているのか…?」「今、新規事業を任せている人材では、新規事業がなかなか収益化しない。他の人に任せるべきかな…?」 新規事業を立ち上げで「どんな人材が新規事業に向いているのか?」…
メリット5. 外部の視点が得られる
来場型の新規事業立ち上げ研修の場合、異業種の参加者や講師から別の視点が得られるのもメリットです。
グループワークやディスカッションがカリキュラムに組まれていれば、外部の視点から斬新なアイデアや異業種ならではの率直な意見を聞く機会にもなります。
また、ワークショップ形式であれば、講師からのフィードバックで学べることも多く、自身の視野を広げたり視点を変えたりするきっかけになるでしょう。
メリット6. 社内での共通言語が得られる
社内から複数人が同じ研修に参加する場合、研修で学んだ内容が共通認識となり、新規事業立ち上げの進め方や方向性を決定しやすくなります。
新規事業のプロジェクトメンバー間でスキルや当事者意識のバラつきがあると、事業を推し進めるための意思決定が遅くなりがちです。
しかし、新規事業立ち上げの研修を受けることで、社内での共通言語を得られれば、同じ前提知識を持ったうえで建設的な対話ができるようになるでしょう。
新規事業立ち上げの研修を受けるデメリット
新規事業立ち上げの研修には、以下のようなデメリットもあります。
◆新規事業立ち上げの研修を受けるデメリット
- デメリット1. コスト(時間・費用)がかかる
- デメリット2. 自社特有の課題には適用できないことがある
- デメリット3. 短期的な成果は出にくい
メリットだけでなくデメリットも理解しておくことで、自社に合った新規事業立ち上げ研修の選択に役立つでしょう。
デメリット1. コスト(時間・費用)がかかる
新規事業立ち上げの研修を受ける一つめのデメリットは、時間と費用がかかることです。
新規事業立ち上げの研修にはさまざまな形態・日数があり、「講師派遣型・実践型」や「期間が長い」研修は費用が高い傾向にあります。ちなみに、本記事でご紹介した座学系の研修の費用は、4万円/日、もしくは15万円/月程度です。
また、研修を受けるためには、時間も捻出しなくてはなりません。既存事業で忙しく、研修のために数日間費やすのが難しい場合は、数時間~数日で完結する研修を検討しましょう。
デメリット2. 自社特有の課題には適用できないことがある
研修の内容によっては、学んだことが自社特有の課題や業界特有の課題に当てはまらない場合があります。
既存事業と合わせて利益を生み出すのか、新規事業のみで利益を生み出す仕組みづくりをするのかなど、自社の目的によって新規事業の構築方法は変わります。
自社特有の課題に合わせた研修を希望する場合は、会社の状況に応じて研修内容をカスタマイズできる実践型の新規事業立ち上げ研修を検討すると良いでしょう。
デメリット3. 短期的な成果は出にくい
新規事業の立ち上げは、中長期のプロジェクトになることが多いため、研修を受けてもすぐに成果が出ない可能性があります。
なかなか成果が出ない場合、経営の方向転換や戦略の練り直しが必要になったり、社員の士気が下がったりする恐れがあるでしょう。
新規事業の立ち上げで効果的に成果を出すには、新規事業立ち上げの経験が豊富な外部の人材に頼るのがおすすめです。
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新規事業立ち上げ研修に関するよくある質問
最後に、新規事業立ち上げの研修に関して、筆者が現場でよくいただく質問をまとめました。新規事業の立ち上げ研修を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- セミナーと研修の違いは?
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新規事業立ち上げのセミナーは、最新のノウハウや情報提供を中心としており、「新しく制定された補助金について情報がほしい」「新規事業のプロジェクトメンバーを選ぶコツが知りたい」など、ポイントを絞った内容が多い傾向です。
対して、研修は「新規事業の立ち上げ方についてプロセス全体を知りたい」「新規事業立ち上げを一からできるようになりたい」という方が体系的に学べるように構成されています。閉じる
- 無料で受けられる新規事業立ち上げ研修やセミナーはありますか?
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無料の研修やセミナーもあります。
コンサルティング会社や情報収集サービスの会社などが主催している、1時間ほどのウェビナーやYouTube配信が主流で、内容は限定的です。そのため、「気軽に新規事業立ち上げの基礎知識を学びたい」などお試し感覚で研修・セミナーを受けたい方に向いています。閉じる
- 研修を受ければすぐに新規事業を立ち上げられるようになりますか?
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研修の形態や内容にもよりますが、座学だけの研修を受けただけですぐに新規事業を立ち上げるのは難しいでしょう。
即戦力となる人材を育てたい場合は、実際の新規事業に取り組みながらプロセスや必要なスキルが学べる「実践型」の研修がおすすめです。
また、新規事業に強い外部の人材に頼ることも検討しましょう。
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- 1日だけの研修と長期プログラムの違いは?
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1日だけの研修と長期プログラムでは、研修内容や目的が異なります。
1日だけの研修は、新規事業立ち上げの基本的な考え方やフレームワークを学ぶなど、インプットが中心です。人材育成の側面が強かったり、事前知識のある方向けに特定のテーマで開催されたり、目的は多岐にわたります。
一方、長期プログラムは実践的な内容が多く、新規事業開発のスキルやマインドを向上させることを目的とします。閉じる
新規事業立ち上げの研修と推進ならPro-D-uUseにおまかせください
「新規事業立ち上げを考えているが、ノウハウがなく新規事業立ち上げについて体系的に学びたい」、「新規事業立ち上げのスキルを身につけ事業を成功させたい」という方におすすめの研修は、以下の6つです。
◆新規事業立ち上げにおすすめの研修【6選】
※比較表は、横にスライドできます >>
主催者 | 株式会社Pro-D-use | 株式会社インソース | SMBCコンサルティング株式会社 | JMA一般社団法人日本能率協会 | 日経メディアプロモーション株式会社 | 株式会社シナプス |
研修名 | ![]() | ![]() 「4日間で作る新規事業計画の立て方研修(4日間)」 | ![]() 「新事業の創り方~ビジネスモデル設計と事業計画書の作成~」 | ![]() 「新事業開発実践力養成コース」 | ![]() 「新規事業の立ち上げ方集中講座 基礎編」 | ![]() 「新規事業開発ワークショップ」 |
おすすめ度 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
口コミ・評判 | Googleマップより | Googleマップより | Googleマップより | Googleマップより | Googleマップより | 公式サイトより |
研修の対象者 | ・新規事業担当者、新規事業立ち上げのノウハウがない方 ・研修だけでなく、事業の推進も実現させたい方 | ・新製品、サービスの企画や開発に携わる方 ・新規事業の企画に関わる方 ・マーケティング部門に所属する方 | ・経営企画、商品開発、営業企画等、各事業部門の企画担当者 | ・新事業、新商品の関連部署に所属の方々 ・ビジネス知識として、新事業、新商品企画開発の基礎を知っておきたい方々 | ・新規事業を立ち上げたいがノウハウがない方 | ・新規事業開発のスキルとリーダーシップを持つ人材育成を求めている企業 ・論理的な新規事業開発のノウハウを知りたい方 |
研修期間 | 1年間~(3か月のお試し期間あり) | 4日間 | 1日 | 3日間または2日間 | 6か月間 | 6か月程度 |
費用 | 月額150,000円~ | 要問合せ | 税込44,000円(SMBC経営懇話会非会員の場合) | 税込178,200円(3日間の場合) | 5ID、6か月で税込165,000円~(1ID追加ごとに33,000円) | 要問合せ |
主な研修内容 | 新規事業の戦略策定、開発、プロジェクト管理、リーダー候補の育成 | 新規事業の考え方、企画書作成方法、プレゼンテーションのやり方 | ビジネスモデルの設計、事業計画書の書き方 | 新規事業開発から実践までの一連の流れ、ビジネスプランの基本 | 事業開発の基礎的理論、知識、起こりがちな失敗と対処法 | マーケティングやニーズ分析、戦略構築、事業計画の立て方 |
研修スタイル | 実践型 | 講師派遣型 | 来場型 | 来場型 | オンライン型 | 講師派遣型、オンライン型 |
公式HP | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
新規事業立ち上げの研修には多くのメリットがありますが、以下のように、新規事業立ち上げの研修にハードルを感じる方もいるのではないでしょうか。
◆時間面
- 既存事業もあるため数日間の研修参加は困難
- 研修に参加できても、その後チーム全体および社内に共通認識を持たせるのに時間がかかる
- 新規事業をできるだけ早く立ち上げたいため、要点だけ知りたい
◆技術面
- 新規事業経験がなく研修を受けても自社の現場に落とし込めるか不安
- 伝統産業や製造業でITやDXの知識がない
上記のような課題は、現場に根付く内容を実務を通して習得できる「実践型」研修であれば解決できます。そのため、研修形態はさまざまありますが、筆者が1番おすすめしたいのは「実践型」研修です。
弊社(株)Pro-D-useでは、伴走型コンサルティングと合わせて新規事業立ち上げ時の実践型研修を実施しています。企業の組織文化や課題に合わせてカスタムメイドで支援するため、研修を通して新規事業の立ち上げ成功率を飛躍的に向上させます。
「初回相談は無料」のため、研修を受けるだけで終わらせず、事業の推進を実現させたいという方は、以下のボタンからお気軽にPro-D-useまでご相談ください。
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新規事業は「なんとなく」で進めると、必ず失敗します。上手くいく新規事業には一定のパターンがあり、それを知らずに新規事業を始めてはいけません。
弊社「(株)Pro-D-use(プロディーユース)」は、“伴走型の新規事業支援” を得意とするコンサルティング会社です。これまで300件以上の新規事業の相談を受け「売上10.38倍」「営業利益大赤字→営利23%の黒字化」など、多くの実績をあげてきました。
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コラム著者プロフィール

岡島 光太郎
取締役副社長 兼 経営コンサルタント(Co-founder)
2009年:(株)リクルートに新卒で入社。営業・企画の両面で責任者を務める。
※リクルートではMVPやマネジメント賞など、個人・マネージャー賞を多数受賞。
2013年:(株)データX(旧:フロムスクラッチ)の創業期に転職。営業や新卒・中途採用の責任者を務める。
2014年:アソビュー(株)に転職。その後、営業責任者、新規事業責任者を歴任。
2015年:(株)Pro-D-useを創業。取締役副社長(現任)に就任。
【得意領域】
新規事業の立上げ~収益化、成果を上げる営業の仕組み作り、BtoBのWebマーケティングを主軸とした売れる仕組み作り、DXまで見通したIT・SaaS・業務システムの導入や運用、融資を中心とした資金調達~財務のコンサルティングを得意としている。
【担当業種】
「システム受託開発」「Webサービス」「Tech系全般」「製造」「建築」「販売・サービス」「スクール業」など多岐。
【資格・認定】
中小企業庁認定:中小企業デジタル化応援隊事業認定IT専門家 / I00087391
経済産業省認定:情報処理支援機関 / 第39号‐24060007(21)