コスモス食品株式会社(経営幹部から見た事業承継)

【事業承継の成功に向けて】次世代人材の“育成”以上に大切なこと

取締役経理部長 谷元 雅文様 / 執行役員経営企画室長 宮本 崇様

経営コンサルティング(プロジェクト)要約

コスモス食品様の経営コンサルティング(プロジェクト)サマリー

経営課題とプロジェクトの方向性

後継者・次世代人材を育成するための土台作りを推進

経営幹部として活躍するためには、経営視点まで視座を上げ視野を広げていくことが求められる。

視座視野を高める育成が必要な一方で、そもそも各部門がどう連携し事業課題を解決していくのかという「経営体制」をしっかり築いていなければ、育成が難しくなるだけでなく次世代人材へのバトンパスも難しいものになってしまう。

当時の経営体制を見ると部門横断での連携や意思決定のスピードに課題があったため、この改革プロジェクトを推進。次世代人材育成をより確実にするための土台作りを行った。

▼過去の事例記事はコチラ
コスモス食品「三代目」圓井大輔部長のインタビュー記事

当プロジェクトのPro-D-useらしさ

  1. 複数領域をカバーした総合的な経営コンサルティング支援
    (人材開発・営業活動の変革・経営体制の変革と違う領域をサポート)
  2. 仕組化して終わらせず実務まで徹底伴走
    (同行・代行して課題を発見し、コスモス食品社にフィットするまで支援する)

経営幹部へインタビュー

コスモス食品様のメイン商材
(コスモス食品株式会社|自然のあるがままのおいしさを食卓まで届ける、という使命を掲げフリーズドライ食品を中心とした商品を展開)

Pro-d-use社サービス活用の背景

Pro-D-useさんに依頼しようと思った背景の前に、まず経営コンサルティングサービスを活用しようと思った背景ですが、端的には事業承継を進める上で第三者が入った方が良いと考えたからです。

事業承継は、一般的な昇進スピードよりも速く経営幹部になることを期待され育成難易度が高いと感じていました。

更に、必ず社長のご子息を経営幹部にふさわしい人材へ引き上げなければならないミッションという点で、知見のある第三者が入った方がいいだろうと考えたのが背景です。

Pro-D-use社にお願いしようと思ったのは、事業承継プロジェクトのご経験が豊富であることに加えて推進までサポートしていただけると伺っていたからです。

Pro-D-use社が参画する前から社内で事業承継に向けた育成は始まっていましたが、育成の計画よりも「どうフォローするのか」という伴走がとにかく難しい。育成の当事者として一緒に走っていただけるところに魅力を感じたのがポイントです。

経営幹部から見た「Pro-d-use社の良さ」について

新社屋
(本社・工場を兵庫県三田市に構え、東京・大阪に事務所、岐阜に工場を展開。写真は新社屋)

「総論から各論まで」

なんといっても「総論から各論まで」がPro-D-use社らしい良さではないかと思います。このプロジェクトは事業承継から始まり、より良い経営体制とは?というとても大きいテーマや問いに向き合っています。

一方で、営業活動の管理システムの設計と浸透施策や、社内のペーパーレス化、会議体の変更など細かいところまでプロジェクトの範囲として進んでいます。

上流の部分だけアドバイザーとして関わる経営コンサルティング企業も多い中、幅広く、細かくオールマイティに対応ができて、しかも相談役と実働の両面でサポートしていただける。

現在社内では他のプロジェクトで違う経営コンサルティング会社を利用していますが、総論から各論までしていただける会社はPro-D-useさんだけです。これは本当に助かっています。

「期待値以上の第三者としての役割」

第三者サポートの必要性から始まったプロジェクトですが、私たちの想定を超えてPro-D-useさんが入ったことの良さを感じています。

具体的には、3代目の圓井営業部長の部長スキル向上からスタートしましたが、会社の体制にテコ入れしていくべきだと大きい枠組みであるべき姿を提示して頂けたことは、Pro-D-useさんが入ったからこそ出てきた切り口だったと感じています。

日々の支援を振り返っても、Pro-D-useの小笠原さんは社長の立場、私たちの立場、圓井部長のそれぞれの立場を理解しながら、支援と中立のバランスを持ってどうしていくべきかのアドバイスをしてくださいます。小笠原さんと話をしていくと、「そうか、社長の立場に立つとそういう視点で見ることも大事なのか」そんな気づきが出てきます。

社内のコミュニケーションだけでは出てこなかったであろう課題が発見できたり、会社の強みが見えてきたり、固定観念から脱却して視界が広がっているように感じます。

事業承継に向けた土台作りは、ようやく種まきが終わるところまで来ました。

経営体制の部分を見ると、会議の運用方法まで固まってきたので、あとは部署間で連携して課題解決をしていく状態まで進んでいきたいですね。次世代人材育成の部分を見ると、少しずつ幹部全員で次世代人材を育成していくんだという姿勢が芽生えてきているので、一致団結できるところまで進めて次世代へのバトンパスを成功させていきたいと考えています。

担当コンサルタント
小笠原 亮太

代表取締役社長 兼 経営コンサルタント(Co-founder)

小笠原 亮太

「事業承継」こそ、第二創業の好機。
見えない組織の意志を、次代へ続く高収益体質を築く。

企業経営において、最も難易度が高く、かつ重要な局面は「事業承継」と「組織の意思統一」にあります。どれほど素晴らしい技術や商品があっても、それを扱う「人」の心がバラバラでは、企業は永続できません。
私は株式会社リクルートを経て、飲食店専門コンサルティング会社にて実務を磨きました。そこでは既存のコンサルティングの枠を超えた商品開発を行い、担当した全ての顧客企業を売上増へと導きました。この「結果にコミットする姿勢」と「組織を内側から変えるノウハウ」を基に、現在はPro-D-useの代表として、経営者様が抱える「継承と成長」の課題解決に全力を注いでいます。

■専門性と実績:事業の永続化へのアプローチ
私の最大の強みは、経営者の頭の中にある「ビジョン」や、組織内に漂う「空気感」といった無形のものを有形化(言語化・仕組み化)する力にあります。

▼専門・得意領域
|事業承継の最適化|
単なる株式や資産の引き継ぎではありません。
先代の想いと次代の戦略を融合させ、社員が納得してついていける「事業モデルの承継」を実現します。
製造業や建設業、リース業など、実業を重んじる業界での実績が豊富です。

|組織を動かす仕組み作り|
「笛吹けど踊らず」の組織を変えます。社員一人ひとりのモチベーションを科学し、自発的に利益を生み出す組織構造へと変革させます。

|100%の実績に基づく収益改善|
「担当全顧客の売上UP」を達成した現場力を活かし、机上の空論ではない、現場が実行可能な改善策を並走します。

■仕事の流儀
経営者は孤独です。特に事業承継や組織改革の悩みは、社内には相談できません。
私は外部のコンサルタントでありながら、経営者様と同じ視座・同じ熱量で議論できる「唯一のパートナー」でありたいと考えています。貴社の歴史を尊重し、未来への架け橋となります。

「会社を次の世代へ、より強い形でバトンタッチしたい。」

そうお考えの経営者様。
その想いを、確かな「形」と「成果」に変えるお手伝いをさせてください。

担当コンサルタント
小路 雅也

経営コンサルタント(独⽴TOPパートナー / 中⼩企業診断⼠)

小路 雅也

私も「事業を作る苦しみ」を体験しています。
強い想いを持つ起業家・経営者を、理論と現場力で支え抜く。

経営課題は、表面的な事象だけを見ていても解決しません。数字上の問題の裏には「組織の歪み」があり、組織の問題の裏には「戦略の欠如」があります。私は、中古車販売店の経営と介護施設の立ち上げという「実業の現場」で、事業をゼロから軌道に乗せる苦労と喜びを経験しました。その経験を体系化し、より確実なものにするために国家資格である「中小企業診断士」を取得。
現在は、理論と実践の両輪を回せるコンサルタントとして、感覚値ではない「根拠ある成長戦略」を提案しています。

■専門性と実績:多面的アプローチによる課題解決
私の強みは、有資格者としての俯瞰的な視点と、経営当事者としての泥臭い実行力にあります。

▼専門性と得意分野
|0→1の事業立ち上げ支援|
計画書作成だけでなく、泥臭く現場でのオペレーション構築まで踏み込み、絵に描いた餅で終わらせない「収益化できる新規事業」を支援します。

|人が育つ組織・評価制度の構築|
介護施設での立ち上げ・運営経験から、労働集約型ビジネスにおける「人の定着」「モチベーション管理」の重要性を熟知しています。
納得感のある評価制度を構築し、社員が自走する組織を作ります。

|多面的な経営診断と戦略策定|
中小企業診断士の知識体系をベースに、財務・人事・マーケティングなど多角的な視点から現状を分析。
経営者様さえ気づいていない「真の課題」を浮き彫りにします。

■仕事の流儀
ただアドバイスだけして終わり、ではありません。
「なぜその施策が必要なのか」を経営者様、そして現場の社員様が腹落ちするまで対話し、組織全体が一丸となって進めるよう導くこと。それが私のコンサルティングです。

複雑に絡み合った経営課題を、一つひとつ丁寧に紐解きます。
「何から手をつければいいか分からない」という状態でも構いません。私にご相談ください。

■保有資格
経済産業大臣登録「中小企業診断士」

担当コンサルタント
伊澤 亮

執行役員 兼 経営コンサルタント

伊澤 亮

平均昨対比130%超。
徹底した「ロジック」と「検証」で、不確実なビジネスを勝てる事業へ変える。

ビジネスにおいて「偶然の成功」はあっても、「偶然の継続」はありません。
私は大学卒業後、オイシックスドット大地株式会社(現:オイシックス・ラ・大地)にて、入社1年目から新規事業の責任者を務めました。徹底的なマーケティング調査とロジック構築により、赤字事業を単年度で黒字化、昨対比150%成長というV字回復を実現しました。この原体験から得たのは、「勝つためのルールは作れる」という確信です。
現在はPro-D-useの創業メンバーとして、その勝ちパターンを体系化。中小企業から上場企業まで、規模を問わず「数字で結果を出す」コンサルティングを提供しています。

■専門性と実績:再現性のある成長戦略
私の強みは、感覚論を排除した「データとロジックに基づく収益改善」です。
前職のコンサルティング会社および現職において、以下の実績を有します。

▼専門分野と得意領域
|新規事業・事業開発の0→1と1→10|
製造業、IT、店舗ビジネスなど多岐にわたる業界で、立ち上げから黒字化までのロードマップを策定・実行。
企業規模に関わらず、新規事業を収益化させた経験が豊富にございます。

|全社的業務改善とシステム導入|
事業成長に伴う「組織の歪み」を解消するため、業務フローの最適化とシステム導入を行い、利益率の高い筋肉質な組織へと変革します。

|営業戦略の再構築(平均昨対比130%)|
精神論の営業を廃止し、ターゲット選定からトークスクリプト、KPI管理までを科学的に再設計。
多くのクライアントで昨対比130%を超える成長を定着させています。

■仕事の流儀
「理論は完璧だが実行できない」戦略に価値はありません。
私は自らが事業責任者としてP/L(損益)に責任を負った経験があるからこそ、現場が実行可能なレベルまで戦略を落とし込み、成果が出るまで徹底的にこだわり抜きます。

「停滞する数値を打破したい」
「新規事業を確実に成功させたい」

そうお考えの経営者様へ。貴社の事業に「勝てるロジック」を実装し、確実な成長をお約束します。

Pro-D-useの
お客様に会ってみる

私たちのことを良く知ってもらうには、
私たちのお客さまに会ってもらうという結論でした。

  • 私たち自身、無理な
    売り込みが嫌い

  • 導入後のイメージを
    してもらってから協業したい

  • 私たちの仕事の質を
    1番理解しているのは、
    お客様のはずである

そんな想いから、この取り組みを開始しました。

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