経営コンサルティング(プロジェクト)要約
経営課題とプロジェクトの方向性
後継者・次世代人材を育成するための土台作りを推進
経営幹部として活躍するためには、経営視点まで視座を上げ視野を広げていくことが求められる。
視座視野を高める育成が必要な一方で、そもそも各部門がどう連携し事業課題を解決していくのかという「経営体制」をしっかり築いていなければ、育成が難しくなるだけでなく次世代人材へのバトンパスも難しいものになってしまう。
当時の経営体制を見ると部門横断での連携や意思決定のスピードに課題があったため、この改革プロジェクトを推進。次世代人材育成をより確実にするための土台作りを行った。
過去の記事はこちら
コスモス食品「三代目」圓井大輔部長のインタビュー記事
当プロジェクトのPro-D-useらしさ
- 複数領域をカバーした総合的な経営コンサルティング支援
(人材開発・営業活動の変革・経営体制の変革と違う領域をサポート) - 仕組化して終わらせず実務まで徹底伴走
(同行・代行して課題を発見し、コスモス食品社にフィットするまで支援する)
経営幹部へインタビュー
Pro-d-use社サービス活用の背景
Pro-D-useさんに依頼しようと思った背景の前に、まず経営コンサルティングサービスを活用しようと思った背景ですが、端的には事業承継を進める上で第三者が入った方が良いと考えたからです。
事業承継は、一般的な昇進スピードよりも速く経営幹部になることを期待され育成難易度が高いと感じていました。
更に、必ず社長のご子息を経営幹部にふさわしい人材へ引き上げなければならないミッションという点で、知見のある第三者が入った方がいいだろうと考えたのが背景です。
Pro-D-use社にお願いしようと思ったのは、事業承継プロジェクトのご経験が豊富であることに加えて推進までサポートしていただけると伺っていたからです。
Pro-D-use社が参画する前から社内で事業承継に向けた育成は始まっていましたが、育成の計画よりも「どうフォローするのか」という伴走がとにかく難しい。育成の当事者として一緒に走っていただけるところに魅力を感じたのがポイントです。
経営幹部から見た「Pro-d-use社の良さ」について
「総論から各論まで」
なんといっても「総論から各論まで」がPro-D-use社らしい良さではないかと思います。このプロジェクトは事業承継から始まり、より良い経営体制とは?というとても大きいテーマや問いに向き合っています。
一方で、営業活動の管理システムの設計と浸透施策や、社内のペーパーレス化、会議体の変更など細かいところまでプロジェクトの範囲として進んでいます。
上流の部分だけアドバイザーとして関わる経営コンサルティング企業も多い中、幅広く、細かくオールマイティに対応ができて、しかも相談役と実働の両面でサポートしていただける。
現在社内では他のプロジェクトで違う経営コンサルティング会社を利用していますが、総論から各論までしていただける会社はPro-D-useさんだけです。これは本当に助かっています。
「期待値以上の第三者としての役割」
第三者サポートの必要性から始まったプロジェクトですが、私たちの想定を超えてPro-D-useさんが入ったことの良さを感じています。
具体的には、3代目の圓井営業部長の部長スキル向上からスタートしましたが、会社の体制にテコ入れしていくべきだと大きい枠組みであるべき姿を提示して頂けたことは、Pro-D-useさんが入ったからこそ出てきた切り口だったと感じています。
日々の支援を振り返っても、Pro-D-useの小笠原さんは社長の立場、私たちの立場、圓井部長のそれぞれの立場を理解しながら、支援と中立のバランスを持ってどうしていくべきかのアドバイスをしてくださいます。小笠原さんと話をしていくと、「そうか、社長の立場に立つとそういう視点で見ることも大事なのか」そんな気づきが出てきます。
社内のコミュニケーションだけでは出てこなかったであろう課題が発見できたり、会社の強みが見えてきたり、固定観念から脱却して視界が広がっているように感じます。
事業承継に向けた土台作りは、ようやく種まきが終わるところまで来ました。
経営体制の部分を見ると、会議の運用方法まで固まってきたので、あとは部署間で連携して課題解決をしていく状態まで進んでいきたいですね。次世代人材育成の部分を見ると、少しずつ幹部全員で次世代人材を育成していくんだという姿勢が芽生えてきているので、一致団結できるところまで進めて次世代へのバトンパスを成功させていきたいと考えています。