集客において、口コミが重要であることは知っているが、口コミをしてもらうにはどうしてらいいのだろうか…
売上を上げるために、新規客を増やしたいと思っている。だけど、新規客の集客にはどのような方法があるのだろうか?
こんにちはPro-D-useの伊澤です。日々、お客様と会話している中で、このような悩みをご相談頂くことがあります。
いつの時代も口コミは商品、サービスの購買きっかけの上位にランクインされます。企業からのPRチラシや商品紹介は信用しないけど、友人の体験談は信用するという方は多いのではないでしょうか。
実は、口コミを簡単に発生させるポイントがあります。
このポイントは、最新の脳科学法則、心理学法則から、私が実践し業績向上した、必ず結果の出る商売法則を厳選しています。
本記事では、口コミを効果的に発生させる6つのポイントを詳しく解説していきます。
- ソーシャルカレンシ―について
- トリガーについて
- 人の感情について
- 人の目に触れるについて
- 実用的な価値について
- 物語の重要性について
この記事を読めば、こんなことが実現できます。
- 今すぐに実践できる程簡単に口コミを発生させ、売上げにつながる施策を立てることができます。
- 口コミによって、集客が上手くいき売上をあげることができます。
- 口コミによって、集客ができるようになったため、「どうすれば、集客ができるのだろうか?」と悩む時間がなくなり、時間を効率的に使うことできます。
それでは早速、読み進めていきましょう。
「口コミを発生させる6つのポイントとは!?」
上記の表が口コミを発生させる6つのポイントです。一つずつ見ていきましょう。
1、ソーシャルカレンシーについて
自慢できる情報は口コミしやすいです。例えば数年前に流行した「トリビア」がそうです。実際の生活にはまったく役に立ちませんが、なぜだか口コミが多くされましたよね。「こんなこと知ってるの?」という反応がその人の自己顕示欲をくすぐるため、口コミされやすいのです。隠れ家バーがいい例です。
薄汚い路地裏の、薄汚れた雑居ビルにあるバー。しかしドアを開け一歩中に入ると、異世界が広がってる。ついつい「こんな店知ってるよ」といいたくなりますよね。
2、トリガーについて
連想されやすいものは口コミに上がりやすいのです。例えば、ディズニーランドと朝食に対する口コミ、どちらが多いのかという実験をした例があります。朝食なんて、誰もが取っている当たり前のことなので、ディズニーランドのほうが口コミに上がりやすいと思われるかもしれませんが、違います。朝食のほうが圧倒的に口コミされていることがわかっています。
そのようにより身近にあり、頭に浮かびやすいものの方が口コミされやすいです。その性質を利用し、より身近なものと売り出したいものを組み合わせ記憶させ、口コミさせやすくさせることをトリガーと呼んでいます。
この要素を巧みに利用しているのが、キットカットのPR戦略でしょう。キットカットにはこんな言葉のPRワードがあります。「Have a break キットカット」これは訳すと「休憩を取れ、キットカット」です。これは休憩中の一息のタイミングでキットカットが売れるというタイミングをマーケターがキャッチし、命名したものですが、結果、休憩がきっかけとなり、キットカットが思い出されるのです。
3、感情について
人は感情の起伏が起こった経験を共有したくなるものです。
特に、喜怒哀楽の怒が最も共有されることが実験で分かっています。政治などでは、この手法がよく使われますよね。「皆さんの税金を無駄遣いしていいんですか!それを主導しているのが●●党です・・・」といった具合にです。
4、人の目に触れるについて
人は真似をする生き物です。それは我々のDNAの奥底にインプットされているもので、絶対的なものでしょう。しかし、目に見えなければ(認知できなければ)真似をすることができません。つまり、目に見えないものを目に見えるようにすることで、真似をさせる、そのことで口コミを促すというやり方です。
例えば、iphoneのメール送信に必ず記載される、iphoneから送信という文言。この文言が必ず末尾に記載されることで、「こんなにもiphoneユーザーが多いのか」という認知になり、真似をしたくなるのです。結果、iphoneに対する口コミも増えます。
5、実用的な価値
役にたつものは口コミするということです。昔、伊藤家の食卓という番組がありました。これは一般視聴者から、家庭生活で役に立つ便利なやり方を募集し発表していくという内容の番組です。この番組は約9年もの間続いた長寿番組でしたが、その背景には、実用的な価値は口コミはするという法則が関係していたと考えられます。
6、物語について
物語にすることでさまざまな情報をオブラートに、より深く伝えることができます。
例えば、童話がそうです。童話には、様々な教訓がこめられています。嘘をついてはいけないや友人をだましてはいけないとか、そのまま表現すると、聞き流されてしまうようなことも、物語にすれば、相手に伝わりやすいのです。また同時に物語にすることで、より口コミを起こしやすい効用もあります。ビジネスの現場にてその要素を利用した具体的手法があります。それは例えば、飲食店などでよく使われる、自店のならわしを表した、回顧録です。
例)当店は●●年に創業しました。創業当初は戦時中の混乱期、品質を保つのが大変でした。しかし、、、、
といった具合に、書かれた文章を飲食店で見かけたことがないでしょうか?これは、物語になっているので、ただ無機質に箇条書きなどで記載されるよりもはるかに口コミがされやすいのです。
いかがでしたでしょうか。上記ポイントをうまく様々なツールに応用できれば、口コミを生むことが出来ます。ぜひ試してみていただければと思います。
口コミを発生させるツールの事例
最後に上記ポイントをツールに落とし込む際の参考事例として、
以下を載せておきます。
これは先日訪れたワインバル屋さんにあったPOPです。
上記口コミポイントとしては
1、ソーシャルカレンシー・・・このPOPで得た情報をもとに自慢できる。
4、人の目に触れる・・・プロットすることで一目瞭然に。
5、実用的な価値・・・各商品の味がわかりやすい。
に該当します。
まとめ
今回は以上です。
もし、上記ポイントを使用した実際の事例や非常に煩雑で難しい新規事業の企画・立ち上げ、推進や収益化でお困りの際は、ぜひ一度、私たち株式会社Pro-d-useにご相談(無料)ください。
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〈参考文献〉
著者:ジョーナ・バーガー
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