組織マネジメントの「基礎」と「管理職に必要なスキル」を組織のプロが解説

組織マネジメントの「基礎」と「管理職に必要なスキル」を組織のプロが解説
    • 経営ノウハウ
  • 2024年10月21日

組織マネジメントについて、以下のような課題をお持ちではありませんか?

「自社の組織マネジメントが適切なのかわからず不安…」
「組織全体がなんとなくまとまっていないような気がする…」
組織マネジメントを見直すべきとは思っているが、必要なスキルやポイントがわからない」

VUCA(予測不可能で複雑な社会情勢)時代とも呼ばれる現代において、企業には従来型組織マネジメントの改善が求められています。しかし、自社の組織マネジメントに不安や危機感があっても、何を基準にして、どのように改善すべきかお困りの方も多いでしょう。

筆者は「株式会社Pro-D-use」という、組織マネジメントにに強い経営コンサルティング会社を経営しており、これまで多くの中小・中堅企業の組織マネジメントの支援してきました。

執筆者:株式会社Pro-D-use岡島光太郎

本記事では、組織マネジメントや業績アップの支援を得意とする筆者が、下記の内容を丁寧に解説します。

▼本記事で解説すること

  • 組織マネジメントの基礎知識
  • 従来型マネジメントの課題点
  • 現代型マネジメントのメリット
  • 組織マネジメントに役立つフレームワーク
  • 管理職に必要なスキル
  • 組織マネジメントの成功ポイント

「組織マネジメントに不安がある」「組織マネジメントを改善したい」とお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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組織マネジメントの基礎知識

組織マネジメントとは、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」といった経営資源を、適切に管理・活用し、組織の共通目標を達成するための手法です。

組織マネジメントには、主に以下の3種類があります。

組織マネジメントの種類特徴メリットデメリット
トップダウンマネジメント経営層が意思決定を行い、現場が実行する方法・状況に素早く対応できる・従業員のモチベーションが下がりやすい
・現場の状況が見えにくい
ボトムアップマネジメント現場の意見を意思決定に反映させる方法・従業員のモチベーションが向上する・意思決定が遅くなりやすい
・方向性を見失いやすい
ミドルアップダウンマネジメント経営層と現場の間にミドル層が入り、両者の意見を反映させて意思決定する方法・状況に素早く対応できる
・従業員のモチベーションが向上する
・ミドル層(中間管理職)の力量が求められる

トップダウンマネジメントやボトムアップマネジメントは、従来型組織マネジメントに多く用いられる方法です。

また、現代型組織マネジメントとして近年重要視されてきているのが、ミドルアップダウンマネジメントです。ミドルアップダウンマネジメントは、トップの考えを現場に浸透させつつ、現場の意見も汲み上げて、双方の解釈を一致させながら組織マネジメントがおこなえるといった手法で、トップダウンマネジメント・ボトムアップマネジメントの両方のメリットをあわせ持ちます

従来型組織マネジメントの7つの課題点

従来型組織マネジメントとされるトップダウンマネジメントやボトムアップマネジメントには、次のような課題点が見られます。

◆ 従来型組織マネジメントの7つの課題点

  • 従業員のモチベーションが下がりやすい
  • 現場の声が経営層に届かない
  • 従業員が上司の指示待ち状態になってしまう
  • 組織の無駄や問題点が見えづらい
  • 現場の統制が取りづらくなる
  • 経営層の知識や経験に依存しやすくなる
  • 時代の変化についていけない

トップダウンマネジメントは、経営層の意思決定を下位組織に反映させていく方法です。意思決定が経営層に偏っていることから、従業員のモチベーション低下や経営層と現場における認識のズレが生じやすくなります

また、現場主体のボトムアップマネジメントは、現場の士気向上につながるメリットがある一方、現場同士で意見が対立することが課題点として挙げられるでしょう。

以下記事では従業員のモチベーションについて詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

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現代型組織マネジメントの6つのメリット

先ほど挙げたような従来型組織マネジメントの課題点を解決する方法として注目されているのが、ミドルアップダウンマネジメントです。

現代型組織マネジメントとして注目されているミドルアップダウンマネジメントには、次のような効果が期待できます。

◆ 現代型組織マネジメント6つのメリット

  • 従業員のモチベーションが向上する
  • 組織全体のマネジメント力が向上する
  • 生産性が向上する
  • 時代やニーズに応じた臨機応変な対応が可能になる
  • 経営層と現場のやり取りが円滑になる
  • 管理職の負担が軽減する

中間管理職が間に入り、経営層と現場の橋渡しができれば、現場の意見を経営層が迅速に反映させられるようになります。そのため、経営層は現場の意見や問題点を把握しやすくなり、従業員は帰属意識が高まるでしょう。

ミドルアップダウンマネジメントがうまく機能すれば、結果的に生産性や競争力の向上にもつながります。

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組織マネジメントのフレームワーク「7S」

組織マネジメントを行う際は、経営資源のどこに課題があるのかを把握することが大切です。組織マネジメントの代表的なフレームワークとしては、マッキンゼーが提唱する「7S」が挙げられます。

7Sとは、「ハードの3S」と「ソフトの4S」の計7つの経営資源をもとに組織を分析するフレームワークです。ハードの3S、ソフトの4Sについて、以下でさらに詳しく見ていきましょう。

ハードの3S

ハードの3Sは、組織の構造に関する要素を指します。具体的には、以下の3つの要素です。

  • Strategy(戦略):企業が目標を達成するために必要な取り組みや方向性
  • Structure(組織構造):組織の仕組みや形態
  • System(システム):組織の中で決められたルールや制度

ハードの3Sは、課題に対して比較的アプローチしやすい特徴があります。また、ソフトの4Sに比べて短期間で改善できる場合が多いのも特徴です。

ソフトの4S

ソフトの4Sは人に関する要素を指しており、具体的には次の4つが挙げられます。

  • Skill(スキル):組織全体の知識やノウハウ
  • Staff(人材):従業員
  • Shared value(価値観):企業理念
  • Style(組織風土):社風

ソフトの4Sは数値化できないものが多く、ハードの3Sに比べて改善に時間がかかる点が特徴です。組織全体で改善に取り組まなければならない要素もあるため、長期的な視点で組織マネジメントを進めましょう。

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組織マネジメントに必要な8つのスキル

現代型の組織マネジメントにおいて管理職に求められるスキルは、主に次の8つです。

◆ 組織マネジメントに必要な8つのスキル

  • 目標設定スキル
  • 計画遂行スキル
  • 人材マネジメントスキル
  • コミュニケーションスキル
  • リスクマネジメントスキル
  • 人事評価スキル
  • リーダーシップスキル
  • 意思決定スキル

それぞれのスキルについて、以下で詳しく見ていきましょう。

スキル1. 目標設定スキル

目標設定スキルとは、組織や個人に適した目標を設定するスキルです。ただし、ただ目標を設定すればよいというわけではなく、現実的かつ魅力的な目標でなければなりません。

従業員や組織のモチベーションを高めるには、「頑張り次第で達成できる可能性がある目標」を設定することが大切です。組織や個人の状況を的確に把握したうえで、ギリギリ達成可能なラインの目標を設定する力が求められます。

スキル2. 計画遂行スキル

計画遂行スキルとは、設定した目標を達成するために具体的な計画を立てて遂行していくスキルです。

計画が明確でなかったり、現実的でなかったりすると、従業員に迷いや不信感が生まれます。迷いなく業務に取り組めるよう、わかりやすくかつ現実的な計画を立てる必要があります。

また、全てが計画通りに進むとは限りません。個々の進捗を確認し、必要に応じてフォローするなどの対応も重要です。

スキル3. 人材マネジメントスキル

組織の力を最大限に活かすには、従業員を適材適所に配置する人材マネジメントスキルも必要です。個々の能力や個性、他の従業員との相性などを考慮しながら、適切に人材を配置する能力が求められます。

適切な人材配置ができれば、従業員のモチベーションが向上し、部署や組織全体の士気も高まるでしょう。

スキル4. コミュニケーションスキル

管理職には、さまざまな状況や立場の相手と、円滑にコミュニケーションがとれるスキルも必要です。

ミドルアップダウンマネジメントでは、中間管理層が中心となって経営層や従業員、取引先などと良好な関係を築くことが求められます。

スキル5. リスクマネジメントスキル

業務を遂行するうえでトラブルはつきものです。そのため、管理職にはトラブルが起きたときに冷静に判断し、対処するスキルが求められます。

また、トラブルへの対処だけではなく、トラブルが起きないよう事前に対策することで、トラブルが起こるリスクを未然に防ぐことも重要です。社内はもちろん、取引先の状況や社会情勢など社外にも常にアンテナを張り、臨機応変に対応していく能力が求められます。

スキル6. 人事評価スキル

業務の進捗に問題がなくても、従業員の評価をおろそかにしていてはモチベーションが下がり、結果的に業務の停滞や生産性の低下につながる恐れがあります。

そのため、管理職には従業員を公平かつ適切に評価する人材評価スキルも必要です。

成果を上げた従業員をきちんと評価するのはもちろんですが、成果のみを評価するのではなく、意欲や協調性などさまざまな視点で評価するのも大切といえます。

従業員一人ひとりが適切に評価されていると感じられる人事評価システムは、個々のモチベーションアップにつながるでしょう。

スキル7. リーダーシップスキル

組織が同じ方向を向いて進んでいくためには、組織をまとめ、目標達成に導くリーダーシップスキルが必要です。

自らが行動指針となるのはもちろん、周りとの積極的なコミュニケーションを心がけることも重要といえます。

管理職が率先して行動し、周りが管理職に相談しやすい雰囲気をつくることで、従業員も迷いなく行動に移しやすくなるでしょう。

スキル8. 意思決定スキル

意思決定スキルとは、重要な局面でしっかりと方針を決められるスキルです。業務を遂行するうえで、重要な判断を下さなければならない局面は多々あります。

これらの局面で管理職の意思決定が曖昧だと、従業員の不信感につながり、職場の空気が悪くなる可能性があるでしょう。

悪い空気は調和を乱し、成長を妨げる恐れがあるため、管理職には意思決定スキルが求められるのです。

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組織マネジメントを成功させる4つのポイント

組織マネジメントを成功させるには、以下4つのポイントを意識する必要があります。

◆ 組織マネジメントを成功させる4つのポイント

  • 組織全体のビジョンを明確にする
  • 風通しのよい組織づくりを意識する
  • 管理職の影響力を行使しすぎない
  • 組織マネジメントに強いコンサルタントに支援してもらう

それぞれのポイントについて、以下で詳しく見ていきましょう。

マネジメント力の向上や従業員のモチベーション向上については、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

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ポイント1. 組織全体のビジョンを明確にする

組織マネジメントは、組織全体で共通のビジョンや目標をもつことが重要です。どんな組織にしたいのか、組織全体・チームの目標は何かなど、ビジョンや目標を明確に提示する必要があります。

ただし、提示する側である管理職のビジョンや目標が曖昧だと、それらを明確に伝えることはできません。そのためにも、まずは管理職が組織全体のビジョンや目標を整理し、明確にしましょう。

企業全体のビジョンや目標が明確になれば、それらを達成するための具体的な計画を決めやすくなります。

ポイント2. 風通しのよい組織づくりを意識する

ミドルアップダウンマネジメントで重要となるのが、経営層・管理職・従業員の間の信頼関係です。それぞれの間に信頼関係が構築されれば、組織内のコミュニケーションが活発になり、強さと柔軟性を兼ね備えた組織マネジメントが実現できます。

信頼関係を構築するには、風通しのよい職場環境を意識することが大切です。情報共有をシステム化したり、定期的な全体・個人ミーティングを実施したりして、質問や提案がしやすい安心できる職場環境を目指しましょう。

ポイント3. 管理職の影響力を行使しすぎない

ミドルアップダウンマネジメントを行う中でも、場合によってはトップダウンマネジメントを採用した方がよい場面はあります。

しかし、管理職の影響力行使には注意が必要です。トップダウンマネジメントは、上から下への指示や命令といった印象が強く、従業員のモチベーションや自主性の低下につながる可能性があります。

そのため、管理職が影響力を行使する際は、組織に与える影響を考えたうえで慎重に判断しましょう。

ポイント4. 組織マネジメントに強いコンサルタントに支援してもらう

経験や知見が少ない会社の場合、自社だけで組織マネジメントを進めるのは難しいといえます。そのような場合は、組織マネジメントに精通している経営コンサルタントに相談し、現場に入ってもらいながら進めていくのがオススメです。

組織マネジメントに強いコンサルタントに支援してもらうことで、より効果的・効率的な組織マネジメントが行えます。

(株)Pro-D-useは、経営者や管理職が抱える悩みに寄り添い、組織マネジメントを始めとした経営コンサルティングを行っており、これまでに以下のような課題をコンサルティングしてきました。

◆(株)Pro-D-useに寄せられる組織マネジメントの課題

  • 日々の業務に追われて、組織マネジメントにまで手が回らない
  • 組織の拡大により、現場の声や業務フローが拾えていない
  • スタッフによって、大きくモチベーションに差が出ている

組織マネジメントに関する経営コンサルティングの詳細については、以下のページからチェックしてみてください。

停滞打破《組織・人事戦略》のコンサルティング|株式会社Pro-D-use

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組織マネジメントの2つの事例

(※Pro-D-use様の事例は入稿後に追加予定)

最後に、組織マネジメントに成功している以下2社の事例をご紹介します。

◆ 組織マネジメント2社の成功事例

  • Google
  • 星野リゾート

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

事例1. Google

Googleは、「心理的安全性」を重視した組織づくりを実施し、経営層と従業員が本音で意見を言いあえる組織を実現しています。

心理的安全性とは、ミスによって非難される心配がなく、安心して主張・行動できる、チームへの信頼感です。

Googleでは、毎週金曜日にCEOと意見交流ができる「TGIF(Thank God, It’s Friday!)」や、互いのスタイルや意見をリスペクトする組織環境の整備などを実施しており、一人ひとりが尊重しあえる強固な組織を実現しています。

事例2. 星野リゾート

星野リゾートは、従業員のモチベーション向上と、コンセプトの明確化を中心とした組織マネジメントで、赤字からの回復を遂げた企業です。

意欲はあるものの、具体的な行動指針がかなった現場スタッフに対し、社長が徹底的に業務における気づきや振り返りを実施しました。

その中であがった現場の声から、「50代以上の女性をターゲットとした温泉宿」とコンセプトを明確にしました。

方向性が定まり、従業員のモチベーションも向上した結果、経営にもプラスの効果が現れ、結果的に40億の負債から業績を回復させています。

組織全体のマネジメント力を向上させよう!

本記事では、組織マネジメントの基礎知識や管理職に求められるスキル、組織マネジメントの成功ポイントについて解説しました。

現代型の組織マネジメントにおいて、管理職には以下8つのスキルが求められます。

◆ 組織マネジメントに必要な8つのスキル

  • 目標設定スキル
  • 計画遂行スキル
  • 人材マネジメントスキル
  • コミュニケーションスキル
  • リスクマネジメントスキル
  • 人事評価スキル
  • リーダーシップスキル
  • 意思決定スキル

また、組織マネジメントを成功させるには、以下のポイントを意識して組織戦略を進めていきましょう。

◆ 組織マネジメントを成功させる4つのポイント

  • 組織全体のビジョンを明確にする
  • 風通しのよい組織づくりを意識する
  • 管理職の影響力を行使しすぎない
  • 組織マネジメントに強いコンサルタントに支援してもらう

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コラム著者プロフィール

岡島光太郎

岡島 光太郎

取締役副社長 兼 経営コンサルタント(Co-founder)

2009年:(株)リクルートに新卒で入社。営業・企画の両面で責任者を務める。
※リクルートではMVPやマネジメント賞など、個人・マネージャー賞を多数受賞。
2013年:(株)データX(旧:フロムスクラッチ)の創業期に転職。営業や新卒・中途採用の責任者を務める。
2014年:アソビュー(株)に転職。その後、営業責任者、新規事業責任者を歴任。
2015年:(株)Pro-D-useを創業。取締役副社長(現任)に就任。

【得意領域】
新規事業の立上げ~収益化、成果を上げる営業の仕組み作り、BtoBのWebマーケティングを主軸とした売れる仕組み作り、DXまで見通したIT・SaaS・業務システムの導入や運用、融資を中心とした資金調達~財務のコンサルティングを得意としている。

【担当業種】
「システム受託開発」「Webサービス」「Tech系全般」「製造」「建築」「販売・サービス」「スクール業」など多岐。

【資格・認定】
中小企業庁認定:中小企業デジタル化応援隊事業認定IT専門家 / I00087391
経済産業省認定:情報処理支援機関 / 第39号‐24060007(21)