おすすめの「事業承継に強いコンサル会社」5社をプロが厳選

おすすめの「事業承継に強いコンサル会社」5社をプロが厳選
    • 事業承継
  • 2025年3月21日

事業承継コンサルティングとは、経営者が次世代へ事業をスムーズに引き継げるように支援するコンサルティングサービスです。事業承継は「経営者だけ引き継げばいい」というものではなく、「後継者の育成」や「資金調達」、「税金対策」など多くの課題に対応する必要があります。

事業承継には、法務や財務、経営など幅広い知識が必要であるため「事業承継に強いコンサルタントに相談したい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし、コンサル会社は数多く存在するため「何を基準に選べばいいのか」と迷っている方もいるでしょう。コンサルティングは「形のない無形商材」のため、コンサルタントやコンサルティング会社の良し悪しが事業承継の成功に直結します

本記事では、事業承継のコンサル会社を経営する筆者が、「事業承継に強い」以下の5社の解説をいたします。

◆ 筆者推奨の事業承継コンサル5社

  • 1.(株)Pro-d-use(プロディーユース)
  • 2.(株)タナベコンサルティング
  • 3.(株)AGSコンサルティング
  • 4.山田コンサルティンググループ(株)
  • 5.みらいコンサルティング(株)

特に中小企業におススメしたいのが、①の弊社(株)Pro-d-use(プロディーユース)です。なぜなら、(株)Pro-D-useは現場に入り込み、会社を現場から把握しながら、最適な承継を推進する「カスタムメイド型の事業承継コンサルティング」が特徴であり、高い確率で事業承継を成功させることができるからです。

執筆者:株式会社Pro-D-use岡島光太郎

本記事では、事業承継の支援を得意とする筆者が、下記の内容を丁寧に解説します。

▼この記事で解説すること

  • 事業承継に強いコンサル会社5選
  • 事業承継コンサルの基礎知識
  • 事業承継コンサルの支援内容
  • 事業承継コンサルの費用相場
  • 事業承継コンサルを選ぶポイント

「事業承継で失敗したくない」「信頼して任せられる事業承継コンサル会社を探している」とお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。また下記の記事では、「事業承継のよくある失敗例と対策」について解説しています。あわせてご覧ください。

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事業承継の「よくある5つの失敗事例」と対策をコンサルが解説

事業承継の「よくある5つの失敗事例」と対策をコンサルが解説

事業承継を考える多くの経営者は、「事業承継の失敗は避けたい」とお考えのことと思います。また事業承継に際して、「業績課題」や「コミュニケーション課題」でも悩んでいるのではないのでしょうか。 「事業承継は失敗できない。過去の失敗事例を参考にした…

事例でわかる「事業承継のコンサル」とは?

以下の事例は、弊社でコンサルティングした事業承継の事例です。事業承継コンサルを端的に説明しておりますので、これから事業承継コンサルを検討する方はぜひご覧ください。

※弊社のコンサルタントは実名です。

創業50年以上の製造業(兼メーカー)のA社様への事業承継のコンサル事例です。A社様は、経営者はご高齢にもかかわらず後継者が決まっておらず、事業承継待ったなしな状態でした。実は、従業員の中に後継者候補がいたものの、「経営経験の不足」「従業員の理解不足」「株式移転の資金問題」など、課題が山積みで放置されていました。

そこでA社様は、弊社の事業承継コンサルタントの小笠原に相談した結果、現場に入り込んで支援してくれることをご評価いただき、コンサルのご依頼をしていただきました。以下が弊社実施の「事業承継コンサルティングのフロー」になります。

▼弊社が実施した事業承継コンサルのフロー

事業承継コンサルティングのフロー実例

事業承継に強い弊社の小笠原は、まずA社様の現状分析から実施しました。具体的には、経営者から「事業のビジョンや理念」の背景や目指す世界観をヒアリングし、「企業の財務状況」や「製造プロセス」、「社員のスキル」などについても、幅広く把握をしていきました。このプロセスを丁寧に実施することにより、お客様の従業員様から「ウチの社員より、小笠原さんの方がウチの会社のこと良く知ってますよね」と言われるほど、A社様の解像度が上がっていました。

その後、後継者候補には経営スキルを学べる研修や実務計画を提案・並走しつつ、リーダーシップや財務知識も現場に入りながら習得をさせていきました

財務面では、株式移転や相続税・贈与税対策を検討し、最適な承継方法を提案し、弁護士や税理士と連携し、適切な手続きを進めていき、従業員には定期的に、後継者と小笠原が一緒に説明会を開き、不安や不満を事前に解消できるよう、密にコミュニケーションを取り続けました。

結果として、A社様の事業承継は順調に進み、後継者は経営を自信を持って事業を引き継ぎました。何も整っていない状態から、事業承継の期間はおよそ2年です。お客様の積極的な関与とご協力があったことで、かなりスムーズに事業承継が進んだ事例ではありますが、弊社の小笠原の支援により、企業は次世代への承継を成功させ、持続的な成長が可能な体制を整えることができています。

【厳選比較】事業承継に強いオススメのコンサル会社5社!

事業承継に強いオススメのコンサル会社5社を比較表にしてまとめました。表は以下4つの観点で比較しているため、あなたの会社にあったコンサル会社を選ぶ参考にしてください。

▼コンサル会社比較の4つの観点

  1. おすすめポイント
  2. 口コミ・評判
  3. 費用
  4. お試し期間の有無

事業承継に強いコンサル会社5選【厳選】
※比較表は、横にスライドできます >>

会社名1.(株)Pro-D-use
2.(株)タナベコンサルティング

3.(株)AGSコンサルティング

4.山田コンサルティンググループ(株)


5.みらいコンサルティング(株)
オススメポイント・現場に入り込んで経営者の隣で承継をサポート
・承継後の経営もトータルでサポート
・無料相談とお試し期間で相性をしっかり確かめられる
・大手コンサル会社
・専門家が多く事業承継をワンストップで支援
・「MIRAI承継」で長く存続する会社を目指す
・中小企業や中堅企業の事業承継が得意
・税金対策や資金調達の悩みをサポート
・IPOやM&Aにも対応
・事業承継の実績が豊富
・事業承継をワンストップで支援
・従業員承継やM&Aにも対応
・後継者に配慮した承継が得意
・グローバルビジネスにも対応
・IPOやM&Aにも対応
口コミ・評判★★★★★
(5.0)
★☆☆☆☆
(1.0)

(評価なし)
★★☆☆☆
(2.5)

(評価なし)
支援スタイル実務の代行
マネジメント代行
助言・アドバイス
カスタマイズ研修
助言・アドバイス
セミナー・研修
助言・アドバイス
セミナー・研修
助言・アドバイス
セミナー・研修
助言・アドバイス
セミナー・研修
費用15~200万円/月HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)
お試し期間・初回3回の相談無料
・3ヵ月お試し期間あり
HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)
公式HP公式サイト >公式サイト >公式サイト >公式サイト >公式サイト >
(※2024年11月情報)

以下で、それぞれの会社の特徴を詳しく解説していきます。

オススメ1. (株)Pro-D-use(プロディーユース)

オススメの事業承継コンサルティング会社、(株)Pro-D-use
出典:株式会社Pro-D-use

◆口コミ・評判
★★★★★(5.0)

◆(株)Pro-D-useはこんな人にオススメ

  • 現場に入り込み、事業承継を並走して欲しい
  • 承継後の経営もマルっと支援して欲しい
  • コンサルタントとの相性も確認してから契約したい

(株)Pro-D-useは、中小・中堅企業に特化したハンズオン(常駐)型の経営コンサルティング会社です。よくあるテンプレート的な解決策を提案するのではなく、現場に入り込み、会社を現場から全体把握しながら最適な事業承継を推進する「カスタムメイド型の事業承継コンサルティング」が特徴です。

属人化していて引継ぎが難しい」「後継者候補が複数いて対立が起きている」など、会社ごとの事情が絡む事業承継も、現場を深く理解したうえでしっかりとサポートしてもらえます。

また同社では、経営コンサル会社の中では珍しく、以下のように料金体系が明記されています。

◆ (株)Pro-D-useの4つの料金プラン

料金プランオススメの方費用稼働時間
ほぼ常駐役員
プラン
可能な限り丸投げしたい91~200万円週2~4日程度(~110時間/月 前後)
並走役員
プラン
経営全体を見ながら事業を積極的に動かしてほしい51~90万円週1~2日程度(~50時間/月 前後)
事業部長
プラン
事業部のリーダーを任せたい21~50万円週1日程度(~20時間/月 前後)
働く顧問
プラン
アドバイス+αで動いてほしい15~20万円月0.5日程度(~5時間)
出典:経営コンサルティングの料金/費用体系・プラン|株式会社Pro-D-use

事前に費用感をイメージできるため、安心して気軽に相談できるでしょう。

さらに、「初回3回の相談が無料」「3ヵ月間のお試し契約可能」など、コンサル会社を検討する際のサポートが充実しているのも魅力です。コンサルタントとの相性を見極めて契約できるため、「高い費用を支払ったのに、求めていたサポートとは違った」といった後悔を未然に防げます。

現場に入り込んで事業承継を並走して欲しい」「コンサルタントとの相性を判断したうえでお願いしたい」とお考えの方は、お気軽に無料経営(事業承継)相談フォームからご相談ください。

(株)Pro-D-useはGoogleの口コミ・評判でも高い評価を受けています。あわせて参考にしてください。

◆ Googleマップでの評判
詳細を見る>>  Googleの口コミ・評判

会社HPhttps://pro-d-use.jp/service/succession/

\評判の良いコンサル会社を選ぶなら!!/

事業承継は「なんとなく」で進めると必ず失敗します。あなたの会社には、頼りになる事業承継に現場型の強いコンサルタントを選びましょう。

(株)Pro-D-use(プロディーユース)は伴走・現場型で利益を押し上げる」コンサルティング支援が特徴の経営コンサルティング会社です。これまでたくさんの経営相談で「2代目・3代目の経営者支援」「コンサルタントの乗り換え」「事業拡大 / 事業再生」で数多くの実績をあげてきました。

そんな(株)Pro-D-use(プロディーユース)に、事業承継について相談してみませんか?詳しくは経営コンサルティングサービスページをご覧ください。
(株)Pro-D-useの「事業承継コンサルサービス詳細を見る >>

\ “現場で一緒に” 事業承継を進めるなら!! /

オススメ2. (株)タナベコンサルティング

オススメ2. (株)タナベコンサルティング
出典:タナベコンサルティング

◆口コミ・評判
★☆☆☆☆(1.0)

◆(株)タナベコンサルティングはこんな人にオススメ

  • 大手の経営コンサル会社に相談したい
  • 事業承継をワンストップで支援してほしい
  • 長く存続する会社を目指したい

(株)タナベコンサルティングは、1957年創業の大手コンサル会社です。これまでに10,000社以上の企業を支援しており、日本の経営コンサルティング業界を牽引してきた実績があります。

同社の特徴は、「チームコンサルティング」による総合的なアプローチです。税務や法務、人事などさまざまな専門家が在籍しており、ワンストップで的確なアドバイスが得られます。そのため、複雑な事業承継の課題に対してもスムーズな対応が期待できるでしょう。

また、事業承継においては「100年先まで経営をつないでいく」というビジョンのもと、「MIRAI承継」をコンセプトに掲げています。事業や株式の承継だけでなく、「企業の未来を託せるリーダーの育成」にも力を入れており、長期にわたり成長し続ける経営体制を支援しています。

問い合わせの際は、事前に口コミ・評判を確認することも忘れずに。

◆ Googleマップでの評判
詳細を見る>>  Googleの口コミ・評判

会社HPhttps://www.tanabeconsulting.co.jp/

オススメ3. (株)AGSコンサルティング

オススメ3. (株)AGSコンサルティング
出典:AGSコンサルティング

◆口コミ・評判
評価なし( – )

◆(株)AGSコンサルティングはこんな人にオススメ

  • 中小企業・中堅企業
  • 税金対策や資金調達の悩みがある
  • IPOやM&Aも視野に入れている

(株)AGSコンサルティングは、主に中小企業・中堅企業を中心に事業承継のサポートを提供しているコンサル会社です。

同社には公認会計士98名、税理士104名が在籍(※2024年11月会社HP情報)しており、税金対策や資金調達など、特に「財務に関する事業承継の悩み」に対して的確なアドバイスが得られるでしょう。

また、「IPO(株式公開)」や「M&A(第三者承継)」にも対応しているため、幅広い事業承継の選択肢を検討している場合の相談先としてもオススメです。

問い合わせの際は、事前に口コミ・評判を確認することも忘れずに。

◆ Googleマップでの評判
評価なし

会社HPhttps://www.agsc.co.jp/

オススメ4. 山田コンサルティンググループ(株)

オススメ4. 山田コンサルティンググループ(株)
出典:山田コンサルティンググループ株式会社

◆口コミ・評判
★★☆☆☆(2.5)

◆山田コンサルティンググループ(株)はこんな人にオススメ

  • 事業承継の実績が豊富な会社を探している
  • 事業承継をワンストップで支援してほしい
  • 従業員承継やM&Aも視野に入れている

山田コンサルティンググループ(株)は、豊富な事業承継支援の実績をもつコンサル会社です。事業承継や資本政策、相続に関する支援を年間2,000件以上(※2024年11月会社HP情報)行っているため、複雑な事業承継課題にも柔軟に対応できます。

また、同社には公認会計士や税理士、弁護士、司法書士などの専門家が多数在籍しており、事業承継の検討から実行まで一貫したサポートが可能です。分野ごとの意見の食い違いを防げるため、スムーズに事業承継を進められるでしょう。

問い合わせの際は、事前に口コミ・評判を確認することも忘れずに。

◆ Googleマップでの評判
詳細を見る>>  Googleの口コミ・評判

会社HPhttps://www.yamada-cg.co.jp/

オススメ5. みらいコンサルティング(株)

オススメ5. みらいコンサルティング(株)
出典:みらいコンサルティンググループ

◆口コミ・評判
評価なし( – )

◆みらいコンサルティング(株)はこんな人にオススメ

  • 後継者に配慮した承継がしたい
  • グローバルビジネスの展開を検討している
  • IPOやM&Aも視野に入れている

みらいコンサルティング(株)は、「会社の永続的な成長」をコンセプトに掲げ、事業承継を支援しているコンサル会社です。「後継者が会社を運営しやすい体制を整えること」を目的に、資本や事業の承継だけでなく、承継後の経営課題も視野に入れた包括的なサポートを提供しています。

また、中国やASEAN諸国を中心に、グローバルビジネスの支援に力を入れているのも特徴です。日本国内だけでなく、現地の提携企業とも連携することにより、地域特有の事情やニーズに即したコンサルティングを行っています。

事業承継に加え、海外進出も検討している場合は、依頼を検討してみるとよいでしょう。

問い合わせの際は、事前に口コミ・評判を確認することも忘れずに。

◆ Googleマップでの評判
評価なし

会社HPhttps://www.miraic.jp/

事業承継コンサルティングの費用相場

事業承継コンサルティングの費用相場は、支援する会社の規模や支援内容、時間(期間)などによってさまざまです。主な料金体系としては、以下3つがあげられます。

◆事業承継コンサル3つの主な料金体系

  • 業務ごとの費用設定
  • 月額報酬制
  • 成功報酬制

それぞれの料金体系の特徴や費用相場について、詳しく見ていきましょう。

料金体系1. 業務ごとの費用設定

支援する業務ごとに細かく費用が設定されているケースです。業務ごとの費用相場を以下にまとめました。

◆業務ごとの費用相場

支援内容費用相場
自社株式の評価10~30万円
事業承継計画の策定20~300万円
相続税の申告相続財産の0.5~1.5%
相続登記5~10万円

サポートしてほしい業務が明確に決まっている場合は、このような料金体系の事業承継コンサル会社を検討してみるとよいでしょう。

料金体系2. 月額報酬制は「30~100万円」が相場

月額報酬制は、一定期間契約し、月ごとに定額の報酬を支払う料金体系です。この料金体系は、「後継者の育成」や「組織改善」など継続的に事業承継をサポートしてほしい場合に適しています。一般的には月額30〜100万円が相場ですが、支援内容や支援する会社の規模によって変動する可能性があるため、契約前に支援内容や期間を確認しておきましょう。

料金体系3. 成功報酬制は「レーマン方式」が一般的

成功報酬制は、M&A承継の際に多く用いられ、達成した成果に対して報酬を支払う料金体系です。報酬の計算には、M&Aによって譲渡された株価に一定の報酬率を乗じる「レーマン方式」が一般的に採用されています。

支払う報酬額=株価(譲渡対価)×報酬率

文章だけだと分かりずらいと思いますので、以下のレーマン方式の報酬算出方法の図解をご覧ください。

▼レーマン方式の報酬算出方法

レーマン方式の報酬額の算出方法

レーマン方式では、基本的に株価や取引金額が高くなるほど、報酬率が低くなるのが特徴です。そのため、小規模のM&Aでは報酬額が高額になる可能性がある点に注意しましょう。また、M&A成立が成功報酬の対価になるため、不必要なM&Aを勧められること、また無理やりなクロージングをされる事例もよく聞きますので、細心の注意が必要です。


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事業承継は「なんとなく」で進めると必ず失敗します。あなたの会社には、頼りになる事業承継に現場型の強いコンサルタントを選びましょう。

(株)Pro-D-use(プロディーユース)は伴走・現場型で利益を押し上げる」コンサルティング支援が特徴の経営コンサルティング会社です。これまでたくさんの経営相談で「2代目・3代目の経営者支援」「コンサルタントの乗り換え」「事業拡大 / 事業再生」で数多くの実績をあげてきました。

そんな(株)Pro-D-use(プロディーユース)に、事業承継について相談してみませんか?詳しくは経営コンサルティングサービスページをご覧ください。
(株)Pro-D-useの「事業承継コンサルサービス詳細を見る >>

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事業承継コンサルティング4つの主な支援内容

事業承継コンサルティングでは、主に以下のような支援を行っています。

◆事業承継コンサル4つの主な支援内容

  • 支援内容1.事業承継計画の策定
  • 支援内容2.税金・資金対策
  • 支援内容3.後継者候補の育成
  • 支援内容4.M&Aサポート/マッチング

それぞれの支援内容について、詳しく見ていきましょう。

支援内容1. 事業承継計画の策定

事業承継には、一般的に3〜5年程度の期間がかかるとされています。加えて、事業承継には法務や財務、人事などさまざまな専門知識が求められるため、これらを整理しながら計画的に準備を進めていかなければなりません。

事業承継コンサルティングでは、会社の現状分析から事業承継計画の策定までを一貫して支援しているため、複雑になりやすい事業承継をスムーズに進められるようになります

支援内容2. 税金・資金対策

事業承継では、税金や資金調達が大きな課題となります。親族に事業を承継する場合は「贈与税」や「相続税」が発生し、従業員など親族以外に承継する場合は「株式の取得費用」が必要です。

税金・資金の課題は、後継者にとってはかなりの負担のため、それがきっかけで承継を断られるケースも少なくありません。

こうした課題を解決するために、事業承継コンサルティングでは、節税対策制度の紹介や、金融機関との交渉による資金調達サポートなどを行っています。事業承継コンサルへ相談することで、税金や資金調達の不安を軽減し、安心して事業承継を進められるでしょう。

支援内容3. 後継者候補の育成

事業承継コンサルティングで、筆者が最も重要な支援だと感じるのは、「後継者、および後継者候補の育成」です。

事業承継では、事業を引き継ぐ後継者の育成も欠かせません。しかし、日々の経営業務を行いながら後継者育成をするのは、経営者にとって大きな負担です。

事業承継コンサルティングでは、後継者候補に対して経営者として必要な知識やスキルを習得できるプランを提案しています。また、後継者を支える従業員への教育支援に対応しているコンサル会社もあるため、後継者が自信をもって経営を引き継ぐ体制を整えられるでしょう。

支援内容4. M&A承継のサポートやマッチング

会社によっては、M&A承継に対応している事業承継コンサルティング会社もあります。

親族や従業員に後継者がいない場合、M&Aによって承継する方法がありますが、第三者に承継する分、手続きが複雑になりやすいのが特徴です。M&Aによる承継を検討している場合は、M&Aに対応している事業承継コンサルティングに相談することで、スムーズにM&A承継を進められるでしょう。

ただし、M&Aに特化した会社に依頼すると、M&Aを行う前提で話が進められてしまう点に注意が必要です。「本当に自社はM&Aが必要なのか?」と十分に検討したうえで相談するべきです。

可能であれば、事前に事業承継に詳しい専門家に相談し、M&Aで承継することが確定してから仲介会社を利用することをオススメします。

失敗しない事業承継コンサルティング会社を選ぶ際の6つのポイント

事業承継コンサル会社を選ぶ際に意識したいポイントは、次の6点です。

◆失敗しない事業承継コンサルティング会社を選ぶ6つのポイント

  • ポイント1. 現場にも入り込み、支援してくれるか
  • ポイント2. 事業承継の知識・経験が豊富か
  • ポイント3. 相性がよく信頼できるか
  • ポイント4. オーダーメイドの支援が受けられるか
  • ポイント5. 事業承継の実績は豊富か
  • ポイント6. 無料相談ができるか

それぞれのポイントについて以下で詳しく解説しますので、事業承継コンサル会社を選ぶ際の参考にしてください。

ポイント1. 現場まで入り込んで支援をしてくれるか

事業承継コンサル会社を選ぶうえで最も重要なのが、「現場まで入り込んで実践的な支援をしてくれるか」という点です。

会社は、ひとつとして同じ経営状況・社風・風土の会社はありません。そのため、事業承継は複雑化しやすく、テンプレート的な解決策では解決できないことがほとんどです。

以下の図解のように「計画書を作成するだけ」「研修を実施するだけ」のコンサルティングでは、現場の課題に対応できず、失敗に終わる可能性が高いため、本当に事業承継を成功させたいのであれば、従業員との対話やマネジメント、会議への参加など、現場に入り込んで支援してくれるコンサル会社を選ぶことが重要です

▼「現場に入る」コンサルの重要性

事業承継コンサルは「現場に入り込む支援」が重要なポイント

事前にコンサル会社の支援内容」や「支援スタイル」を確認し、現場に入り込んで支援してくれるかを見極めましょう

ポイント2. 事業承継の知識・経験が豊富か

事業承継に関する専門知識・経験があるかも、事業承継コンサル会社を選ぶポイントの一つです。事業承継には税務や法務、経営、人材マネジメントなどさまざまな専門知識が求められるため、コンサル会社の得意分野が相談内容と合致しているかを確認しておきましょう。

また事業承継では、後継者の辞退や従業員の反発など、想定外の事態が発生することはよくあることです。そのため、相談内容に関する知識だけでなく、さまざまな分野の専門家が多く在籍する会社や、外部専門家との連携体制が整っている会社を選ぶとよいでしょう。

ポイント3. 相性がよく信頼できるか

事業承継の期間は数年にわたるため、コンサルタントとの関係性が成功に大きく影響します。特に、「コミュニケーションは取りやすいか」「些細な相談も気軽にできるか」といった点を確認したうえで、信頼できる相手かどうかを見極めましょう。

ポイント4. オーダーメイドの支援が受けられるか

事業承継の悩みや課題は会社によって異なるため、テンプレート的な支援ではなく、会社の状況に応じたカスタムメイドのアプローチが大切です会社の規模や業種、抱えている課題に応じて柔軟に対応できるコンサル会社を選ぶことで、より的確なアドバイス・サポートが期待できるでしょう。

(株)Pro-D-useは、「事業承継がうまく進まない本当の理由」を可視化し、貴社の現場に入り込んで一緒に実行する「カスタムメイド型」の経営コンサルティング会社です。これまで多くの事業承継に関する相談を受け「後継者・次世代人材の育成」「財務戦略の立て直し」など、多くの実績をあげてきました。

事業承継の進め方からスケジューリング、後継者の育成まで一貫してサポートするため、後継者不足を始めとする事業承継に少しでも不安がある方は、お気軽に無料経営(事業承継)相談フォームからご相談ください。

\事業承継コンサル会社をお探しなら!!/

事業承継は「なんとなく」で進めると必ず失敗します。あなたの会社には、頼りになる事業承継に現場型の強いコンサルタントを選びましょう。

(株)Pro-D-use(プロディーユース)は伴走・現場型で利益を押し上げる」コンサルティング支援が特徴の経営コンサルティング会社です。これまでたくさんの経営相談で「2代目・3代目の経営者支援」「コンサルタントの乗り換え」「事業拡大 / 事業再生」で数多くの実績をあげてきました。

そんな(株)Pro-D-use(プロディーユース)に、事業承継について相談してみませんか?詳しくは経営コンサルティングサービスページをご覧ください。
(株)Pro-D-useの「事業承継コンサルサービス詳細を見る >>

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ポイント5. 事業承継の実績は豊富か

事業承継に関する実績も、重要な判断ポイントの一つです。実績が豊富な会社は、さまざまな状況に対応できるノウハウをもっているため、複雑な承継課題にも的確かつスピーディーに対応できます。

特に、自社と似たケースの対応実績が多い会社であれば、起こり得るリスクに先回りして対処できるため、安心して事業承継を進められるでしょう。

ポイント6. 無料相談ができるか

無料相談を実施している点も、事業承継コンサル会社を選ぶうえで大切なポイントです。無料相談を利用すれば、支援内容やコンサルタントとの相性を確認したうえで契約するか判断できます。納得したうえで契約できるため、契約後のミスマッチも防げるでしょう。

(株)Pro-D-useは、初回3回までの相談が無料です。双方が納得したうえで契約するため、安心して気軽に相談できるでしょう。また「事業承継を現場から支援する」をモットーにしており、現場の実態に即した的確なアドバイス・サポート支援が受けられるのも魅力です。

「現場に入り込んで事業承継をサポートしてほしい」「コンサルタントとの相性を判断したうえでお願いしたい」とお考えの方は、お気軽に無料経営(事業承継)相談フォームからご相談ください。

\3回の無料相談で悩みスッキリ解消!!/

事業承継は「なんとなく」で進めると必ず失敗します。あなたの会社には、頼りになる事業承継に現場型の強いコンサルタントを選びましょう。

(株)Pro-D-use(プロディーユース)は伴走・現場型で利益を押し上げる」コンサルティング支援が特徴の経営コンサルティング会社です。これまでたくさんの経営相談で「2代目・3代目の経営者支援」「コンサルタントの乗り換え」「事業拡大 / 事業再生」で数多くの実績をあげてきました。

そんな(株)Pro-D-use(プロディーユース)に、事業承継について相談してみませんか?詳しくは経営コンサルティングサービスページをご覧ください。
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信頼できるコンサルタントを見つけて事業承継をスムーズに進めよう!

本記事では、オススメの事業承継コンサルティング会社や費用相場、会社選びのポイントについて解説しました。

なお、筆者がオススメする「事業承継に強いコンサル会社5選」は以下表のとおりです。

◆ 事業承継に強いコンサル会社5選【厳選】
※比較表は、横にスライドできます >>

会社名1.(株)Pro-D-use
2.(株)タナベコンサルティング

3.(株)AGSコンサルティング

4.山田コンサルティンググループ(株)


5.みらいコンサルティング(株)
オススメポイント・現場に入り込んで経営者の隣で承継をサポート
・承継後の経営もトータルでサポート
・無料相談とお試し期間で相性をしっかり確かめられる
・大手コンサル会社
・専門家が多く事業承継をワンストップで支援
・「MIRAI承継」で長く存続する会社を目指す
・中小企業や中堅企業の事業承継が得意
・税金対策や資金調達の悩みをサポート
・IPOやM&Aにも対応
・事業承継の実績が豊富
・事業承継をワンストップで支援
・従業員承継やM&Aにも対応
・後継者に配慮した承継が得意
・グローバルビジネスにも対応
・IPOやM&Aにも対応
口コミ・評判★★★★★
(5.0)
★☆☆☆☆
(1.0)

(評価なし)
★★☆☆☆
(2.5)

(評価なし)
支援スタイル実務の代行
マネジメント代行
助言・アドバイス
カスタマイズ研修
助言・アドバイス
セミナー・研修
助言・アドバイス
セミナー・研修
助言・アドバイス
セミナー・研修
助言・アドバイス
セミナー・研修
費用15~200万円/月HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)
お試し期間・初回3回の相談無料
・3ヵ月お試し期間あり
HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)HP記載なし(要問合せ)
公式HP公式サイト >公式サイト >公式サイト >公式サイト >公式サイト >
(※2024年11月情報)

事業承継は会社の存続に関わる重要な問題です。そのため、信頼できるコンサルタントを見つけ、計画的に事業承継を進める必要があります。

事業承継コンサル会社を選ぶ際は、「現場に入り込んでサポートしてくれるか」が最も重要なポイントです。テンプレート的な解決策ではなく、会社の実情に即した的確なアドバイスを受けることで、事業承継の成功率が格段にアップするでしょう。

(株)Pro-D-useは、「事業承継がうまく進まない本当の理由」を可視化し、貴社の現場に入り込んで一緒に実行する経営コンサルティング会社です。これまで多くの事業承継に関する相談を受け「後継者・次世代人材の育成」「財務戦略の立て直し」など、多くの実績をあげてきました。

事業承継の進め方からスケジューリング、後継者の育成まで一貫してサポートするため、後継者不足を始めとする事業承継に少しでも不安がある方は、お気軽に無料経営(事業承継)相談フォームからご相談ください。

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事業承継は「なんとなく」で進めると必ず失敗します。あなたの会社には、頼りになる事業承継に現場型の強いコンサルタントを選びましょう。

(株)Pro-D-use(プロディーユース)は伴走・現場型で利益を押し上げる」コンサルティング支援が特徴の経営コンサルティング会社です。これまでたくさんの経営相談で「2代目・3代目の経営者支援」「コンサルタントの乗り換え」「事業拡大 / 事業再生」で数多くの実績をあげてきました。

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参考:M&Aによる事業承継とは?メリットとデメリットや注意点を解説

コラム著者プロフィール

岡島光太郎

岡島 光太郎

取締役副社長 兼 経営コンサルタント(Co-founder)

2009年:(株)リクルートに新卒で入社。営業・企画の両面で責任者を務める。
※リクルートではMVPやマネジメント賞など、個人・マネージャー賞を多数受賞。
2013年:(株)データX(旧:フロムスクラッチ)の創業期に転職。営業や新卒・中途採用の責任者を務める。
2014年:アソビュー(株)に転職。その後、営業責任者、新規事業責任者を歴任。
2015年:(株)Pro-D-useを創業。取締役副社長(現任)に就任。

【得意領域】
新規事業の立上げ~収益化、成果を上げる営業の仕組み作り、BtoBのWebマーケティングを主軸とした売れる仕組み作り、DXまで見通したIT・SaaS・業務システムの導入や運用、融資を中心とした資金調達~財務のコンサルティングを得意としている。

【担当業種】
「システム受託開発」「Webサービス」「Tech系全般」「製造」「建築」「販売・サービス」「スクール業」など多岐。

【資格・認定】
中小企業庁認定:中小企業デジタル化応援隊事業認定IT専門家 / I00087391
経済産業省認定:情報処理支援機関 / 第39号‐24060007(21)