中小企業向けコンサルタントの正しい選び方

【徹底解説!】中小企業の経営コンサルタントの正しい比較・選び方

中小企業のコンサルティング会社、(株)Pro-D-useの岡島です。今回は「 中小企業向けコンサルタントの比較の仕方 」についてお話をしていきます。

「なぜコンサルティング会社がコンサルタントの比較方法を話すの…?」

と思われるかもしれませんが、わざわざお話しする理由はシンプルに「 あなたに変なコンサルタントに引っかかって欲しくない 」からです。

  • 「以前にコンサルタントが口しか出さなかったから、正直、信用してない」
  • 「友人が、コンサルタントは全然役に立たないって言っていた」

クライアントから日々、こんなお悩みを相談される私たちだからこそ、お役に立てる情報がお話しできるのではないかと思っています。

そこで、今回は「初めてコンサルタントを頼もうか悩んでいる方」、または「過去に痛い目を見たが、またコンサルタントを検討しようと思っている方」に向けて、どんな観点でコンサルタントを比較すると良いのかを、コンサルティング会社の目線も交えてまとめていきます。

解説する概要は、大きく下記2点です。

信用できない(怪しい)中小企業コンサルタントの特徴5選
コンサルタントを比較する時に見るべきポイント5選

それでは早速、解説していきましょう。

「中小企業向けコンサルタント」は、胡散臭い…?

怪しい・胡散臭い

「正直、中小企業向けのコンサルって胡散臭いんだよね」

これは、私たちが初めてクライアントと初めて面談するときに、良く言われるキーワードです。

Googleで「コンサルタント」と検索をしてみると、何と「胡散臭い」というサジェスト(同時検索推奨)ワードが…。悲しいですが、いかに世の中のコンサルタントが信用されていないかが分かりますね。

なぜ、このような現象が起きてしまうのか…?

その原因は、本当にダメなコンサルタントが世の中に多いからであると、私は考えます。

普通であれば、あなたもそんな胡散臭いコンサルタントには引っかかりたくはないですよね?

そこで、契約した後に後悔しない、胡散臭いコンサルタントの見極め方・特徴を、丁寧にご紹介したいと思います。

信用できない(怪しい)中小企業コンサルタントの特徴5選

ポイント・特徴

世の中から胡散臭いと思われているコンサルタントですが、確かに、最悪のコンサルタントさんがいらっしゃることも事実です。
※もちろん素敵なコンサルタントさんも、大勢いらっしゃいます。

ココでは、私たちがクライアントから話を聞く中で、特に胡散臭いと思われる中小企業向けコンサルタントの特徴についてご紹介をいたします。

先に結論からお話しすると、下記5つの特徴も大事ですが、何よりあなたが「あれ?ちょっと違和感あるな…」と思ったら、 その直感は信じでも大丈夫 だと思います。

胡散臭いコンサルタントの特徴5選

1.立派な過去の実績は話してくれるが自社への具体的な提案が出てこない
2.ことあるごとに他社コンサルティング会社の悪口を言う
3.自分(コンサルタント)の強みを一言で表現できない
4.料金の話しかしない(押し売りに近い)
5.最初から長期(目安は1年以上を要求して来たら黄色信号です)契約を結ぼうとする

胡散臭いコンサルタントの特徴はこんな感じです。

テキストだけで書くと「いや、それはさすがに怪しいの分かりますよ」と突っ込まれそうですが、結構多いパターンです。

おそらく実際の打合せでは、クライアントさんも必死なため、コンサルタントの言うことを鵜呑みにし、吟味せずに契約しちゃうのだろうな…と思っています。
(役者さんかな?と思ってしまうほど上手なコンサルタントさんもいますし)

ですから、ご紹介した5選は少なくともチェックしていただき、危険なコンサルタントには引っかからないようにしてもらいたいです。

コンサルタントを比較する時に見るべきポイント5選

胡散臭いコンサルタントの特徴が分かったら、次は、まともなコンサルタント数名から、最後の1名に絞るために必要な比較ポイントをお話ししていきます。

コンサルタントの比較ポイント5点

  1. 会社・資格・肩書きよりもコンサルタント本人が優秀か
  2. コンサルタントが使う言葉や戦略はシンプルか
  3. 提案の際、年間スケジュールは立てているか
  4. 「1年後に会社がどうなっているか」のイメージができるか
  5. 自社の商品を持っていないか

それでは、順番に細かくご紹介していきます。

1.会社・資格・肩書きよりもコンサルタント本人を見よ
パーソナル(本人)を見る

まず、会社の規模・知名度やコンサルタントが持っている資格の内容でコンサルタントを選ぶのはヤメましょう。

コンサルタントという職業は、特に資格が必要ではありません。それ故、どのコンサルタントが自社にとって適正なのかを見極めるのは非常に困難です。

そのため、ついついコンサルタントが所属している「会社」や「所有している資格」で選定をしまいがちです。

しかし、見極めに1番重要なのは、あなたを担当してくれるコンサルタント本人の力量やスタンス(思想)であり、会社の知名度でも所有資格でもないのです。

また、コンサルタントの「人柄」や「コミュニケーション能力」も相性が良さそうか見極めてください。なぜなら、

人柄とコミュニケーションが重要な理由

  • 「(日々の会っていない時間に)何をしてくれているのか」
  • 「それがどれだけ大変なのか」
  • 「それがどれだけ価値があることなのか」

等のコミュニケーションが上手くいかないと、絶対にお互いの不信感に繋がるからです。

ですから、ざっくばらんに話してくれて、この人の言うことなら一緒に頑張ってもいいかなと思える人を必ず選びましょう。

でないと、とてもじゃないですが1年間も嫌な(相性が合わない)人と仕事はできません。
(ちなみに、我々も相性が悪い人(クライアント)と一緒に仕事をするのは嫌です。笑)

繰り返しにはなりますが、コンサルタントの中には、

  • 「中小企業診断士」
  • 「◯◯士」
  • 「◯◯協会理事」

という、資格や肩書きをウリにしている方もいらっしゃいますが、正直、資格や肩書きは万能ではありません。重要なのは、その資格や肩書きがコンサルティングにどう役に立つのか、です。

水戸黄門の印籠のごとく、持っているだけで意味があると思われがちですが、見極めるべきはコンサルティング内容、そのコンサルタントの姿勢や人柄です。

  • 提案の具体性
  • 並走感
  • 人柄
  • 人脈

など、コンサルタントをトータルに見て、選定・判断をしていきましょう。

2.コンサルタントが使う言葉や戦略はシンプルか
シンプル

コンサルタントが、簡易や言葉シンプルな戦略を使えているかも、選定する上で大事なポイントです。

我々もクライアントから、以前のコンサルタントが作成したという資料を見せていただくことがあります。

その資料が1枚だけのこともありますし、熱心に50ページ(?!)のボリューム満点の資料もあったのですが、総じて「解読が難しい資料」であることが多かったです。

専門用語に次ぐ専門用語…、文字だらけ…、フレームワーク(戦略を図解したもの)が多様され過ぎてもはや芸術的な説明案内…。これで当時のクライアント様は理解できたのだろうか?と思ってしまいたくなるものばかりです。

人は難解なもの、興味のないもの、つまらないものと出会うと自然に情報を遮断するように出来ています。

故に本当に賢くて信用できるコンサルタントは、簡易な(難しい言葉を噛み砕いた)言葉を多様します。そして、提案をしてくる戦略も複雑ではなく、あくまでシンプルなものを立案し提案をしてくれます。

これは、クライアント様の成果を最大限引き出すには”実行する”ことが重要であり、その実行を推進するには、簡易かつ、シンプルであることが重要であると理解しているからです。

ぜひ初回打合せや提案の資料・言葉に良く心と耳を澄まして下さい。

良いコンサルタントに当たった場合はきっと、良いコンサルタントとダメなコンサルタントの圧倒的な違いが分かるはずです。

3.提案の際、年間スケジュールは立てているか
スケジュール

提案のスケジュールに違和感がないか?も選定する際の重要なポイントです。

1年契約を前提で提案をされた場合は、その提案期限と内容にしっかり目を向けてみて下さい。目安のスケジュールも切れていない提案内容・資料ではありませんか?

 期限がないものは”仕事”ではなく、趣味です。 

当然、皆さんの会社も生き物ですしコンサルタントも人間ですので、決めた年間スケジュールがそのままスムーズに実現・実行されることの方が稀なのは事実です。

しかし、皆さんが会社や皆さん自身についてのビジョンを話したにも関わらず、クライアント様に、

  • 「この時期までに、こうなって欲しい」
  • 「●年●月までにはこうするべきだ」

という熱意と、期日(スケジュール)で提案ができないコンサルタントには、仕事を任せては絶対にダメだと私は思います。

コンサルタントとはある意味、社外にいる御社のスタッフの様なものです。自社内スタッフで、熱意もスケジュールも切れないスタッフがいても、仕事は任せたくはないですよね?

コンサルタントも同じ目線・スケジュールで一緒に協業できるのか?という目線を向けておくことをオススメします。

4.「1年後に会社がどうなっているか」のイメージができるか
見通し

コンサルタントから提案を受けた後に、1年後に会社がどうなっているのか?のイメージがわかない場合は、契約は急ぐべきではありません。

もらった提案をしっかり見て、

  • コンサルタントからの提案には具体性があるのか?
  • 現在の自社にとって不釣り合い(難易度が高くても低くてもダメ)な提案になっていないか

を、必ず見極めましょう。(超重要です)

例えば、あるコンサルタントAさんから、こんな提案を受けているとします。

「御社の組織強化を行い、来年度までには競合他社よりも採用を優位に進められる体制をお手伝いします!」

…なんだか熱意もあって良さそうですね。でもこれだと40点です。

本当にクライアント様の成果にコミットするならば、例えば、

  • 「来年度の●月までには、御社に必要な営業●名、企画職●名を採用成功できるように支援します。」
  • 「その為に、御社に会った求人手法の選定を行うのと同時に、今年度の●月までに御社の強みを抽出するブレストを●回行い・・・」

と、ここまで具体的に提案をしなければいい提案とは言えません。

なぜ具体性が大事かと言いますと、具体的な提案がなかったとすると仮に提案した予定よりもプロジェクトが遅れた場合、何を改善すれば良かったのかが分かりません。また、どの施策が効果があって、効果がなかったのか等の振返りすらもできないのです。

振返りができないということは、その知識や経験が会社の資産として残っていかないということです。資産として残らない場合、仮にコンサルタントが明日死んでしまった場合、皆さんが自ら同じことを再現することできません。

これでは会社は強くなりません。こんな点にも気を付けて見極めてみて下さい。

5.自社の商品を持っていないか
商品のイメージ

長くお付き合いをしたいなら、自社サービスを持っているコンサルタントコンサルティング会社は避けましょう

今は昔と違い、容易に「コンサルタント」と名乗ることができてしまいます。

そのため、元々自社製品を持っている会社でも「コンサルティング営業」と安易にコンサルタントを名乗れる様になってしまいました。

しかし、コンサルタントとは本来、クライアント様の相談を受けて中立中性の立場からアドバイスを行えることが重要な要素ですので、自社でオススメする商品を持っていることは好ましくありません。

なぜなら、理由は簡単です。自社商品を持っていると、

「クライアントの課題に合致しなくても、自社商品を売りつけたくなってしまう」

からです。

自社商品を持っていると、当然ながらその商品に対しての売上目標が存在しています。そうなると、自然にコンサルタント(営業マン)には売上目標がつきます。

その結果、仮にクライアントの課題からズレていたとしても、自社の商品を売り込まなければならない引力が発生してしまうのです。

よって、よほど魅力的なコンサルタントでない限りは、自社サービスを持っているコンサルタントや会社との契約は避けた方が賢明でしょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

間違ったコンサルタントと一緒に仕事を進めていくと、想像以上に費用や時間を取られてしまうことになりかねません。

この記事までたどり着いて下さった皆さまには、せっかくならそんな「無駄な時間」や「お金」、「後悔」をしていただきたくないと思いますので、ぜひこの記事を参考に、コンサルタントの方と良いお付き合いをして頂ければ幸いです。

もしご自身で判断が難しい・・・など困ったことがあれば(営業しませんので)お気軽にお問い合わせフォームから、弊社へ直接お問い合わせをしてみて下さいね。

今回は、以上です。