マネジメント力を向上させる方法とは?マネジメント力を向上させるメリットについても徹底解説

マネジメント力を向上させる方法とは?マネジメント力を向上させるメリットについても徹底解説
    • 経営ノウハウ
  • 2024年8月2日

マネジメント力を向上させる方法について、このようにお悩みの方はいませんか?

ポイント

部下を効果的にコーチングするにはどうすればいい?

ポイント

管理能力を高めるためには何をすべき?

ポイント

信頼関係を築くためにはどのようにコミュニケーションを取るべき?

マネジメント力を高めるには、マネジメントについて理解を深めることが必要と考えがちですが、実は、具体的なスキルアップ方法や実践のコツを知ることが重要なのです。

なぜならば、マネジメント力は単なる理論や知識ではなく、日々の実践と経験を通じて身につけるものであり、適切な方法と練習を行うことで、より効果的にスキルを向上させることができるからです。

筆者は「株式会社Pro-D-use」という経営コンサルティング会社で、マネジメント力を身につけるためのサポートもおこなっています。

執筆者:株式会社Pro-D-use岡島光太郎

本記事では、マネジメント力の向上に役立つ具体的なスキルとそのメリットについて解説します。

マネジメント力を向上させるためのポイントは以下です。

  1. 意思決定力とコーチングスキルを強化する
  2. 管理能力とコミュニケーションスキルを高める
  3. テクニカルスキルと課題解決力を向上させる
  4. ファシリテーションとアセスメントスキルを磨く

この記事を読めば、以下のことが実現できます

  • マネジメント力の具体的な向上方法を理解できる
  • 組織内のコミュニケーションの改善に繋がる
  • 部下のモチベーションを高め、組織の成果を向上させる

ぜひこの記事を参考に、マネジメント力を向上させ、組織やキャリアの成長を実現してみてください。

また当社では「社員のモチベーションを上げる9つの方法」についても解説していますので、詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

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マネジメント力とは?

マネジメント力とは、成果を上げるために資産・資源、リスクを管理する能力のことを指します。

具体的にマネジメント力には、以下のスキルが含まれます。

  • 意思決定力
  • コーチングスキル
  • 管理能力
  • テクニカルスキル
  • 課題解決力
  • ファシリテーションスキル
  • アセスメントスキル

それぞれのスキルについて解説していきます。

意思決定力

意思決定力とは、リーダーとしての意思をはっきりと示し、進むべき方向を提示することです。

実際に、管理職は多くの場面で責任を持って意思決定をおこなうことが求められます

逆に、マネジメント力がないと、部下の人望がなく、そのチームは成果を上げることは難しいです。

コーチングスキル

コーチングスキルは、人材育成に必要なスキルです。

部下やチームメンバーに対して質問や傾聴をおこない、目標達成に向けた気づきや答えを引き出す指導をおこないます。

潜在能力や可能性を引き出すことができるので、一人ひとりのパフォーマンス向上や問題解決力、モチベーションを引き出すため、自発的に行動できる人材育成が可能です。

また、コーチングスキルには、適切なコミュニケーションを重ねることによって部下やメンバーの可能性や行動力を引き出すことが求められるため、高いコミュニケーションスキルが求められます。

管理能力

管理能力とは、人材、コスト、納期など総合的に判断して、目標と現状を照らし合わせ、様々な状況を想定し対策を立てる能力のことです。

実際に、管理職はプロジェクト遂行にあたって、必要人材や全体の時間などを想定した上で進捗管理をおこなうことが求められます。

また、誰をどの担当にし、どういう方法でプロジェクトを進めていくのかを論理的に考え、目標達成に導くことが求められます

このように、管理能力はプロジェクトの成功や部下の管理などには絶対に欠かすことができないスキルといえます。

テクニカルスキル

テクニカルスキルとは、与えられた業務を適切に遂行するために専門分野における高い技術力や専門性を伴うスキルのことです。

管理職は部下を管理する立場にあり、テクニカルスキルを使う場面は少ないですが、部下に見本を見せたり、何らかのトラブルが発生した場合などでテクニカルスキルは必要になります。

そのため、管理職でもマネジメント力を高めるためにテクニカルスキルを身につけておくことが望ましいといえます。

課題解決力

課題解決力は、目標達成のために現状のリスクや問題を分析して、課題に応じたアクションを的確に判断するスキルのことです。

物事を理論立てて考えられなければ、正しい状況判断をすることができず、直感や感覚的な指示になってしまうので、ロジカルシンキングが求められます。

物事を論理的に分析して、正しい方法で解決する能力はマネジメントに必須のスキルになります。

問題発生時はもちろん、目標に対してどうすればよいかを的確に分析・判断し、正しい指示を出すことで、チームは最大限の結果を出すことが可能です。

ファシリテーションスキル

ファシリテーションスキルとは、ミーティングや会議などにおいて、参加者の発言を促しながら、意見を整理して、スムーズに会議ができるように導くスキルです。

円滑で生産的な会議やミーティングをおこなうことができるので、効率よく課題解決をすることにもつながります。

管理職にファシリテーションスキルがあれば、チームミーティング等で、メンバーの意見を引き出すことができ、チーム全体の成果を高めることが可能です。

このように、多種多様な意見を最終的にひとつにまとめることができるので、プロジェクトリーダーや管理職には欠かせないスキルといえるでしょう。。

アセスメントスキル

アセスメントスキルとは、部下やチームメンバーを正しく評価するためのスキルです。

部下の能力や性格、長所を正しく理解し評価できることは、どのように育成すれば良いかを理解することにつながり、人材育成に効果的といえます。

部下を適切な部署に移動することができるので、部下の能力を最大限に引き出すことが可能です。

マネジメント力を向上させる方法

マネジメント力を向上させる方法については、以下があります。

  • コミュニケーション能力を高める
  • ロジカルシンキングを習慣化する
  • 第三者の立場になって物事を考える
  • 周囲との信頼関係を築く
  • ディズニーストラテジーをおこなう

それぞれの方法について解説していきます。

コミュニケーション能力を高める

マネジメント力には、コミュニケーション能力は必要不可欠になります

実際に、チームやプロジェクトでより良い結果を出すためには、コミュニケーションを綿密にとり、一人ひとりが持てる能力を最大限に発揮することが大切になります。

コミュニケーション能力を高めるには、普段から積極的に挨拶をしたり、ミーティングなどで発言をするなどの工夫が必要です。

このように、マネジメント力は高いコミュニケーションスキルがあって初めて成り立つものであるといえるでしょう。

ロジカルシンキングを習慣化する

物事を論理的に分析し、正しい方法で解決するスキルの「ロジカルシンキング」はマネジメント力には必須のスキルです。

ロジカルシンキングが身についていないと、的確に分析・判断し、正しい指示を出すことができず、チームを動かすことができなかったり、結果を出すことができません。

ロジカルシンキングを鍛えるには、普段から自身の考えを言語化したり、仮説を立てて考えるなどを意識しておこなうようにしましょう。

第三者の立場になって物事を考える

相手や第三者の視点に立って物事を考えるスキルを身につけることで、マネジメント力を鍛えることにもつながります。

第三者の立場になって物事を考えることができると、さまざまな視点で物事を見ることができるようになるため、今まで気づかなかった問題が見えてきたり、新たな問題解決法を見つけることにもつながります。

また、共感力を高めることができ、良好な人間関係構築に必要なスキルともいえるでしょう。

周囲との信頼関係を築く

マネジメント力を向上させるには、周囲との信頼関係を築くことは必要不可欠です。

信頼関係の構築は、管理職にとって非常に重要になり、信頼関係がなければチームはリーダーについて来ず、チームの生産性は低下し、成果も上げることができないのも事実です。

また、傾聴力があることによって、円滑なコミュニケーションをつくり、そして円滑なコミュニケーションが良好な人間関係を築くことが可能です。

ディズニーストラテジーをおこなう

ディズニー・ストラテジーとは、以下3つの視点から物事を考える方法を指します。

ドリーマー将来や未来の姿を見据え、広い視点に立ち、物事を豊かな発想で考えることを意味しています。
リアリスト夢と現実、両者の乖離をどう埋めていくのか、実現性を視点に考えていきます。
クリティック夢を実現に向けて具体的な方法や現実的な計画に対する問題点やリスクを洗い出しをおこないます。

上記の3つ視点を踏まえて物事を考えることで、多角的な視点を養うことができます。

マネジメント力を向上させるメリット

マネジメント力を向上させるメリットについては、以下があります。

  • 部下のエンゲージメントが高まる
  • 組織の成果につながる
  • キャリアアップにつながる

それぞれのメリットについて解説していきます。

部下のエンゲージメントが高まる

エンゲージメントとは、人材の組織に対する信頼感や愛着のことを指します。

実際に、管理職のマネジメント力が高い組織では、部下が自分自身の役割を強く実感できるので、エンゲージメントが高い傾向があります。

エンゲージメントを高めることができれば、会社に対する帰属意識が湧いて、定着率の向上を見込むことが可能です。

組織の成果につながる

マネジメント力の高い管理職は、部下の適性を正しく見抜き、一人ひとりを適材適所に配置することができ、組織の成果につなげることができます。

また、部下のモチベーションを高められるため、個々の能力をより引き出すことが可能です。

そのため、組織としてのパフォーマンスも向上し、目標達成しやすい組織を目指せるでしょう。

キャリアアップにつながる

マネジメント力が高いと、実績を多く残すことができるので、キャリアアップにつなげることができます。

転職市場では、経営目線を持った人材のことを「ハイクラス人材」と呼ばれており、事業運営には必要不可欠な人材なので、市場価値が高いといえます。

そのため、経営に近いポジションや高水準の待遇で採用されることが多く、現在より高い役職・年収を目指すことが可能です。

マネジメント力を向上させよう!

マネジメント力の向上

今回は、マネジメント力を向上させる方法やマネジメント力を向上させるメリットを紹介しました。

マネジメント力を向上させる方法については、以下があります。

  • コミュニケーション能力を高める
  • ロジカルシンキングを習慣化する
  • 第三者の立場になって物事を考える
  • 周囲との信頼関係を築く
  • ディズニーストラテジーをおこなう

また、マネジメント力を向上させることによって、組織の成果や自身のキャリアアップにつながるメリットがあります。

今回の記事を参考にして、マネジメント力を向上させましょう。

経営コンサルタント選びは「なんとなく」で進めると必ず失敗します。あなたの会社に貢献するコンサルタントを選ぶなら、多角的な視点で選定しましょう。

「(株)Pro-D-use(プロディーユース)」は伴走・現場型で利益を押し上げる」コンサルティング支援が特徴の経営コンサルティング会社です。これまでたくさんの経営相談で「はじめての経営コンサルタント」「コンサルタントの乗り換え」事業拡大 / 事業再生」で数多くの実績をあげてきました。

「(株)Pro-D-use(プロディーユース)」にあなたの会社について相談してみませんか?詳しくは経営コンサルティングサービスページをご覧ください。

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コラム著者プロフィール

岡島光太郎

岡島 光太郎

取締役副社長 兼 経営コンサルタント(Co-founder)

2009年:(株)リクルートに新卒で入社。営業・企画の両面で責任者を務める。
※リクルートではMVPやマネジメント賞など、個人・マネージャー賞を多数受賞。
2013年:(株)データX(旧:フロムスクラッチ)の創業期に転職。営業や新卒・中途採用の責任者を務める。
2014年:アソビュー(株)に転職。その後、営業責任者、新規事業責任者を歴任。
2015年:(株)Pro-D-useを創業。取締役副社長(現任)に就任。

【得意領域】
新規事業の立上げ~収益化、成果を上げる営業の仕組み作り、BtoBのWebマーケティングを主軸とした売れる仕組み作り、DXまで見通したIT・SaaS・業務システムの導入や運用、融資を中心とした資金調達~財務のコンサルティングを得意としている。

【担当業種】
「システム受託開発」「Webサービス」「Tech系全般」「製造」「建築」「販売・サービス」「スクール業」など多岐。

【資格・認定】
中小企業庁認定:中小企業デジタル化応援隊事業認定IT専門家 / I00087391
経済産業省認定:情報処理支援機関 / 第39号‐24060007(21)