経営コンサルタントにコンサルティングを依頼するメリット・デメリット

経営コンサルタントにコンサルティングを依頼するメリット・デメリット
    • 経営コンサルティング
  • 2022年3月24日

経営コンサルタント選びは「なんとなく」で進めると必ず失敗します。あなたの会社に貢献するコンサルタントを選ぶなら、多角的な視点で選定しましょう。

「(株)Pro-D-use(プロディーユース)」は伴走・現場型で利益を押し上げる」コンサルティング支援が特徴の経営コンサルティング会社です。これまでたくさんの経営相談で「はじめての経営コンサルタント」「コンサルタントの乗り換え」事業拡大 / 事業再生」で数多くの実績をあげてきました。

「(株)Pro-D-use(プロディーユース)」にあなたの会社について相談してみませんか?詳しくは経営コンサルティングサービスページをご覧ください。

(株)Pro-D-useの「経営コンサルティングサービス詳細を見る >>

\ 伴走型の経営コンサルを探してるなら!! /

ポイント

コンサルタントはどのような効果をもたらしてくれるかがわからない…

ポイント

コンサルタントを依頼するにあたってどのようなメリットやデメリットがあるのだろう…

経営コンサルティングに依頼する際には、高い料金を必要とするのが一般的です。それにもかかわらず、多くの企業は必要に応じて経営コンサルティングを活用しています。

なぜならば、企業が経営コンサルティングを活用することで得られる効果はたくさんあるからです。

経営コンサルティングに依頼したいけれど、まずはメリットや費用について詳しく知りたい、という方もいらっしゃるかと思います。

今回は、経営コンサルティングを依頼するメリットやデメリットをチェックしていきます。

また、経営コンサルティングを依頼するときの費用相場もご紹介します。

この記事を読み終えると、こんなことが実現できます

  • 経営コンサルティングを依頼するメリット・デメリットを知り、自社でコンサルタントを依頼する際に役立てることができる
  • メリットや費用の相場を知ることで、自社にマッチした経営コンサルタントを選択しやすくする

それでは早速、読み進めていきましょう。

経営コンサルティングを依頼する主なきっかけ

経営コンサルティングを依頼する主なきっかけ

経営コンサルティングとは、企業が抱える問題を解消するために専門家を介入させることをいいます。

経営コンサルタントは、現状分析をおこなったうえで最適な解決策を提示してくれます。

企業が経営コンサルティングの依頼をおこなう主なきっかけとしては、次の5つが挙げられます。

  1. 売り上げや利益を伸ばしたい
  2. 多角的な視点を導入したい
  3. 経営をスピードアップさせたい
  4. 業務の効率化を図りたい

1. 売り上げや利益を伸ばしたいとき

1. 売り上げや利益を伸ばしたいとき

経営コンサルティングは、売り上げアップや企業に利益がもたらされるきっかけになります。

一時的に利益が出ても、なかなか継続につながらないといった悩みをもつ企業もあると思います。がむしゃらに仕事をしても、効率が悪ければ永続的な利益にはつながりにくいのです。

利益の伸び率が下がったタイミングでのテコ入れには、経営コンサルティングの活用が有効です。

利益が下がり自由に使える費用が減っている中で、経営コンサルティング依頼に踏み切れないという企業もあります。とはいえ、損失が増えていき不渡り直前になるまで様子を見ていると、手遅れになる可能性もあります。

経営コンサルティングはいわば病院と同じで、悪化する前に頼ったほうが改善しやすいのです。経営難に陥ることがないよう、最適なタイミングでコンサルティング依頼をおこないたいものです。

2. 多角的な視点を導入したいとき

2. 多角的な視点を導入したいとき

アイディアの枯渇やマンネリを感じたタイミングで、ぜひ経営コンサルティングを頼ってみましょう。

社内のノウハウで解決できない課題があるときには、社外からの視点を取り入れるのが有効です。

ビジネスを取り巻く環境は目まぐるしく変わります。近年ではテレワークに適した業務システムを取り入れたり、ITを活用した事業戦略を打ち出したりする企業が増加しています。こういった時代に社内の人材だけでノウハウをアップデートさせていくのはかなり難しいのが現状です。

社外からの多角的な視点を取り入れるためには、豊富な知識やスキルをもつ経営コンサルタントを選んで依頼するのが最適です。

3. 経営をスピードアップさせたいとき

3. 経営をスピードアップさせたいとき

現代の企業運営にはスピード感が求められています。競合他社から抜きん出るためには、効果的な施策を少しでも早く実行する必要があるのです。

自社に十分な技術やノウハウがある場合でも、経営コンサルティングを依頼すれば業務のスピードを高める効果が期待できます。専門的な技術を有するコンサルタントに依頼し、現状の業務をよりスピーディーに実行していきましょう。

また、経営コンサルティングを活用することは社内の足並みを揃えることにもつながります。

プロジェクトの遂行にあたって反対する勢力が出るケースは少なくありません。しかし、賛成派と反対派がやり合っているうちに無駄に時間が経過してしまうのは大きな損失です。

状況に合わせた客観的な意見を出してもらえるのは、外部の視点をもつコンサルティングならではです。経営コンサルティングへの依頼をおこなうことは、企業内の軋轢を防ぎ、スピーディーに社内の意識をまとめることにもつながります。

4. 業務の効率化を図りたいとき

4. 業務の効率化を図りたいとき

業務効率化のためにさまざまな業務を外部委託する企業が増えています。たとえば開発分野が企業の強みという場合には、思い切って製造分野を外部委託してしまうという手法があります。

業務の外部委託をおこなえば、企業は自社の強みにのみ注力できるようになります。この手法によって他社に圧倒的な差をつけることも可能となります。

経営コンサルティングの依頼も、業務効率化の有効な手法です。経営者やスタッフは方向性を決定し、細かい計画やフローの作成は経営コンサルティングを利用するのです。

経営コンサルティング依頼には、コンサルタントの専門性を活かして効率よく計画を立ててもらえるという良さがあります。

自社と経営コンサルティングそれぞれの強みを活かすよう分担をおこなえば、業務の効率は飛躍的に高まるでしょう。

5. セミナーがきっかけになるケースもある

5. セミナーがきっかけになるケースもある

勉強熱心な経営者やリーダーは、いくつものセミナーに参加して多くの知識を蓄えています。

また、セミナーには社外の人と出会うきっかけ作りという意味合いもあります。

セミナーで経営コンサルティングに関する話を聞き共感したことや優秀なコンサルタントに出会えたことがきっかけで、企業にコンサルティングが持ち込まれるケースは少なくありません。

現状を打開したいと考えているのなら、経営コンサルティングにまつわるセミナーをチェックしてみるのもよいでしょう。

企業が経営コンサルティングを依頼するメリット

企業が経営コンサルティングを依頼するメリット

経営につまずいたときや新たな方法で状況を打開したいときには、経営コンサルティングの依頼を検討しましょう。

経営コンサルティングは、企業が利益を高め、確かな実績を得るきっかけになるかもしれません。

企業がコンサルティングを利用することには、以下のような4つのメリットがあります。

1. 専門性の高いアドバイスをもらえる

1. 専門性の高いアドバイスをもらえる

たとえ専門性の高い戦略を立ち上げても、十分な技術を持ったスペシャリストが社内にいなければうまくいくことはありません。専門知識をもつ人を採用して自社で教育をおこなうという方法もありますが、採用には一定の時間とコストがかかります。

この問題を解決するのが、専門性の高い外部コンサルタントの登用です。

経営コンサルティング会社には、多くの知識を有する専門家が在籍しています。その範囲は財務や会計、生産性の向上、マーケティングなど多岐にわたります。

経営コンサルタントは専門性の高い業務の即戦力として活躍してくれます。また、必要なタイミングにのみサポート依頼ができるのもコンサルティングの良さといえます。

2. 外部からの視点を得られる

2. 外部からの視点を得られる

社内の常識を超えた意見を得られるのもコンサルティングを依頼するメリットです。

社内のノウハウでは打開できない問題が起きるケースは少なくありません。また、視点がマンネリ化して、新たなアイディアが生まれなくなったり、顧客のニーズを見落としてしまったりすることもあるものです。

経営コンサルティングには、このような企業が陥りがちな課題を打破してくれる効果があります。多くの企業や業界のコンサルティングを担当してきた専門家は、社内の常識の枠組みに縛られず、外部の視点ならではの斬新なアイディアをもたらしてくれるはずです。

経営コンサルティングでは、顧客のニーズに基づいた提案がされることもあります。顧客側の視点を実感できるのも、コンサルティングを利用する大きな意義といえます。

3. 業務が効率的かつスピーディーに進みやすくなる

3. 業務が効率的かつスピーディーに進みやすくなる

コンサルティングがきっかけで、社内の業務効率がアップする可能性は高いといえます。

社内の人員のみで業務をおこなうときには、プロジェクトの兼任などの事情で目の前の目標に集中できなかったり、専門外の業務が発生したりするケースが多々あります。効率の悪い方法でしか業務を進められないときには、コンサルティングの活用を検討しましょう。

経営コンサルティング依頼によって目標達成のための効率的な計画を立てることができれば、社内スタッフが余計な業務に煩わされることなく、それぞれが得意とする業務に専念できます。目標を見据えてスタッフの担当範囲を定めることが、業務の効率化につながるのです。

4. 社内にノウハウが蓄積されやすくなる

4. 社内にノウハウが蓄積されやすくなる

経営コンサルティングの手法を社内にフィードバックできるのも大きなメリットといえるでしょう。

コンサルティングによってもたらされたアイディアを社内スタッフが理解し、その手法を覚えることには意義があります。専門的な手法がノウハウとして社内スタッフに移植されれば、コンサルタントがいなくなったあとにも効率的に業務を遂行できるようになるのです。

経営コンサルティングを依頼するときには頼りきりになるのではなく、ノウハウを盗むようなつもりで接するのがポイントです。そのためには、社内スタッフが能動的に動けるような環境を作ったり、コンサルタントと共同で作業ができる機会を設けたりするのが有効です。

経営コンサルティングを依頼するデメリット

経営コンサルティングを依頼するデメリット

経営コンサルティングを上手に活用すれば企業に大きな利益がもたらされます。

しかし、依頼するコンサルティング会社によっては、十分な効果が出ないこともあるものです。

コンサルティングを活用するときにはそのデメリットについても知っておきましょう。

コンサルティングを依頼することで生じるデメリットについてご説明いたします。

1. 経営コンサルティング依頼には費用がかかる

自社だけで業務をおこなうのとは違い、コンサルティングの活用には一定のコストがかかります。

有能なコンサルタントを選びたいというのは多くの企業に共通する思いですが、質の高いコンサルタントほど費用は高額になるものです。

また、状況によっては分析や調査、効果の検証などに追加の費用がかかることもあります。結果的に費用が膨れ上がり、コンサルティングによって生じた利益だけではペイできない可能性も考えられるのです。

コンサルティングを依頼するときには、シミュレーションをおこなうなどの方法で費用対効果を冷静に見極めましょう。

2. 分野によっては強みが発揮されないこともある

経営管理や財務など、ある分野に特化したコンサルタントは少なくありません。

こういったコンサルタントに専門外の依頼をしても、十分な成果は得られないでしょう。

また、企業の問題点を十分理解せずうわべだけの提案をするような実力不足のコンサルタントも残念ながらいます。こういったコンサルタントを選んでしまっては、企業に良い効果はもたらされないのです。

自社の問題にコミットできる経営コンサルタントに出会えなければ、高額なコンサルティング料金を支払っただけで終わってしまうかもしれません。

コンサルティング依頼をするときには、自社の専門性にマッチする相手を選びましょう。

経営コンサルティング依頼の費用相場

経営コンサルティング依頼の費用相場

コンサルティング依頼には時間ごとに報酬を支払う形態のほか、1つのプロジェクトを丸ごと担当してもらう形態、顧問契約を結ぶ形態などがあります。

契約の方法によってコンサルティング依頼の費用は異なります。また、誰にコンサルティングを依頼するかによっても費用体系は変わるものです。

ここからは、経営コンサルティングを依頼するときの費用について考えていきます。

1. 時間ごとのコンサルティング契約をしたときの費用相場

多くのコンサルティング会社は、相談1時間ごとの報酬を設定しています。

気軽な相談であれば、1時間3,0000円程度で受け付けてくれるコンサルティング会社もあります。

時間単価の相場は3~5万円程度ですが、難易度の高い依頼をしたときやレベルの高いコンサルタントを選んだときには50万円以上、中には200万円という費用がかかることもあります。

2. プロジェクト型コンサルティング契約をしたときの費用相場

1つのプロジェクトを立ち上げから目標達成までサポートしてもらうためにコンサルティングを活用するのは有効な方法です。

プロジェクト型の契約をするときのコンサルティング費用にはばらつきがあります。

半年程度で終えられるプロジェクトなら費用相場は300万円以下ですが、大規模プロジェクトのコンサルティング依頼をおこなうときには1000万円以上という費用がかかることもあります。

それほど難易度の高くないプロジェクトであれば1名、大がかりなプロジェクトなら複数名のコンサルタントに依頼するとよいでしょう。

ただし、コンサルタントの人数が増えればコンサルティング費用も高くなります。

コンサルティングが必要となる部分を冷静に見極め、効率的に活用しましょう。

3. 顧問契約のコンサルティング契約をしたときの費用相場

コンサルティングの顧問契約は、アドバイザリー契約とも呼ばれています。

単なる相談役としてコンサルティング依頼することもあれば、特定の経営課題を解決に導くためのサポートに徹してもらうような事例もあります。

コンサルティングの顧問契約には高い専門性が必要不可欠です。

そのため、相談料は月額30万円以上、大手のコンサルティング会社であれば100万円を超えることは当たり前です。

数千万円から億単位のお金が動くような大規模プロジェクトに着手するときには、信頼できる相談役を選び顧問契約を交わすのもよいでしょう。

自社の方向性にマッチするコンサルティングを選ぶことが大切

自社の方向性にマッチするコンサルティングを選ぶことが大切

企業はマンネリ打開や生産性向上など、さまざまな目的を持ってコンサルティングの依頼をおこないます。

コンサルティング依頼には、外部からの視点を得られるという大きなメリットがあります。また、社内の情報が整理され方向性が定まりやすくなるのも、コンサルティングを活用する良さといえるでしょう。

とはいえ、目的に合わないコンサルティングを選んでも十分な効果は見込めません

コンサルタントの専門性を見極め、自社にマッチする相手を選ぶようにしたいものです。

経営コンサルタント選びは「なんとなく」で進めると必ず失敗します。あなたの会社に貢献するコンサルタントを選ぶなら、多角的な視点で選定しましょう。

「(株)Pro-D-use(プロディーユース)」は伴走・現場型で利益を押し上げる」コンサルティング支援が特徴の経営コンサルティング会社です。これまでたくさんの経営相談で「はじめての経営コンサルタント」「コンサルタントの乗り換え」事業拡大 / 事業再生」で数多くの実績をあげてきました。

「(株)Pro-D-use(プロディーユース)」にあなたの会社について相談してみませんか?詳しくは経営コンサルティングサービスページをご覧ください。

(株)Pro-D-useの「経営コンサルティングサービス詳細を見る >>

\ 伴走型の経営コンサルを探してるなら!! /

コラム著者プロフィール

岡島光太郎

岡島 光太郎

取締役副社長 兼 経営コンサルタント(Co-founder)

2009年:(株)リクルートに新卒で入社。営業・企画の両面で責任者を務める。
※リクルートではMVPやマネジメント賞など、個人・マネージャー賞を多数受賞。
2013年:(株)データX(旧:フロムスクラッチ)の創業期に転職。営業や新卒・中途採用の責任者を務める。
2014年:アソビュー(株)に転職。その後、営業責任者、新規事業責任者を歴任。
2015年:(株)Pro-D-useを創業。取締役副社長(現任)に就任。

【得意領域】
新規事業の立上げ~収益化、成果を上げる営業の仕組み作り、BtoBのWebマーケティングを主軸とした売れる仕組み作り、DXまで見通したIT・SaaS・業務システムの導入や運用、融資を中心とした資金調達~財務のコンサルティングを得意としている。

【担当業種】
「システム受託開発」「Webサービス」「Tech系全般」「製造」「建築」「販売・サービス」「スクール業」など多岐。

【資格・認定】
中小企業庁認定:中小企業デジタル化応援隊事業認定IT専門家 / I00087391
経済産業省認定:情報処理支援機関 / 第39号‐24060007(21)